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コインチェック会社紹介資料/Coincheck Company description

coincheck
October 19, 2022

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October 19, 2022
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  1. 暗号資産交換業は2014年から始まりました。現在も新しいサービスに意欲的に取り組んでいます。 2014 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 •レジュプレス株式会社設立

    •Coincheckサービスの提供開始 •ビットコイン取引所の提供開始 •Coincheckでんきサービスの提 供開始 •人員増加に伴い、本社を渋谷区 恵比寿西に移転 •社名をコインチェック株式会社に変更 •Coincheck貸暗号資産サービスの提供開始 •人員増加に伴い、本社を渋谷区渋谷に移転 •STORYS.JP事業譲渡 •マネックスグループ株式会社の子会社となる •一般社団法人 日本暗号資産交換業協会加入 •暗号資産交換業登録完了(関東財務局長00014号) •バーチャル株主総会(Sharely) のサービスの提供開始 •IEO実現に向けたプロジェクト の発足 •NFT事業化検討開始 •Coincheck NFT提供開始 •日本初のIEO実施 •「Coincheck Labs」 をスタート 2012 会社概要 当社の沿革
  2. 代表取締役 社長執行役員 蓮尾 聡 副社長執行役員 井坂 友之 常務執行役員CFO コーポレート本部長 竹ケ原

    圭吾 執行役員 web3Cloud事業本部長 大塚 雄介 執行役員CLO 法務・コンプライアンス本部長 北田 友宏 執行役員CTO 開発・人事本部長 松岡 剛志 執行役員 Crypto Asset事業本部長 澤村 周平 組織・事業 経営メンバー
  3. 新しい価値交換を、もっと身近に。 コインチェックは、2014年8月に暗号資産取引サービス「Coincheck」の提供を開始して以来、金融やITリテラシーにかかわらず、誰でも使 いやすいサービスを提供することにより、「新しい価値交換」を身近に感じられる機会を提供してきました。「新しい価値交換」とは、既存 の金融システムの枠外で生み出されるイノベーションをきっかけとした新たな金融体験を指します。 かつて、インターネット黎明期にTCP/IP・HTTPなど「情報移転(交換)のプロトコル」が発明されたことにより、情報は地理的・時間的・ コスト的な制約から解放されました。その結果、今ではインターネットは私たちの生活に当然のように溶け込み、なくてはならないものと なっています。 私たちは、情報のあり方を変えたこのインターネットの歴史の次に、財産的な価値のあり方を変える時代がくると考えています。 2008年にサトシナカモトによって発明されたブロックチェーン技術は、暗号学の理論を応用し(ビザンチン耐性があり、単一障害点がない 性質を有するという点で)P2Pのインターネット環境において改ざん不可能かつサステイナブルなデータベースの構築を可能にします。ブ

    ロックチェーン技術が「価値交換のプロトコル」として機能することで、私たちはインターネット上で通貨・株式・保険のような財産的な価 値を地理的・時間的・コスト的制約から解放されて移転でき、またコードにより自由に要件を定義することができます。 組織・事業 Mission(1/3)
  4. 例えば、ブロックチェーン技術による初めてのユースケースであるビットコインは、誕生時からそのプロトコルとして発行上限が規定される ことで一定のインフレ耐性があります。また、価値移転の際に電力コストをかけることでシステムを維持する点は、実物資産であるゴールド に似た性質を有していると言えます。 また、ビットコインに次いで代表的な暗号資産であるイーサリアムは、そのブロックチェーン上にプログラムを書き込むことにより、設定し た要件を自動的に実行することができます。高度に発展した経済社会の中で私たちは多種多様な契約・取引を行っていますが、イーサリアム プラットフォームを介せば、契約に基づく執行のコストを大幅に低下させることができ、プロダクトの本質的な価値向上に集中することがで きます。 このような「価値交換プロトコル」は、私たちに新たな金融体験をもたらすと共に、社会の経済活動を効率化するインフラとなる可能性を 持っています。 現在は、世界各地で活用方法が模索されていますが、私たちは「情報のインターネット時代」が来たように「価値のインターネット時代」が

    来ていると確信しています。暗号資産取引所ができる前、暗号資産を移転させるためには黒い画面にコマンドラインを打ち込むことが必要で した。しかし、これでは「価値交換プロトコル」であるブロックチェーン技術の恩恵を多くの人々に届けることができません。 組織・事業 Mission(2/3)
  5. 私たちは、創業当時から分かりやすいUIUXに拘った暗号資産取引サービスを提供することで、デジタルな資産に馴染みのない一般の人々が、 暗号資産を簡単に移転・交換できるようにしてきました。これは、技術の恩恵を社会全体に届けるために、非常に意義があることだと考えて います。技術革新が起こった時の「簡単さ」の重要性は、パーソナルコンピューターのMacintoshや、モバイルインターネット時代のiPhone が証明しています。 そして、私たちはこの「簡単さ」を提供しつつ、デジタルな資産を扱う金融プラットフォームとして資産が確実に保全され、正しく使われる ことを日々追求しています。 価値のインターネットの時代は、ユーザーオリエンテッドなwebアプリケーションの思想と信用を前提にする金融の思想が交錯します。イン ターネット上の情報コンテンツに、ユーザーは広告を見る時間を提供しますが、価値のインターネットでは、時間の積み重ねにより得た財産 をアプリケーションに委ねます。私たちは「簡単さ」の裏側で、高いセキュリティを維持し、デジタル資産が不経済にならないための取り組 みを重ねてきました。これらの過程で得た技術的知見や特有のノウハウを更に磨きつつも、同じくデジタル資産の活用に挑戦するプレイヤー

    に提供することで、新しい価値交換をより多くの人に届ける水先案内人となりたいと考えています。 代表取締役 社長執行役員 蓮尾聡 組織・事業 Mission(3/3)
  6. 実現に向けた方針 MISSION 新しい価値交換をもっと身近に Our mission is to democratize crypto for

    all 実現する価値 国内No.1の顧客基盤 ・収益基盤を有する 暗号資産交換業者に なる NFT・IEO等のワク ワクする新しいサー ビスが乗るプラット フォームになる web3時代を牽引す るスタートアップが 実現する世界の支援 基盤になる 広義の暗号資産・ブ ロックチェーン領域 における海外展開に 挑戦する 組織・事業 当社のMISSIONと実現に向けた方針
  7. 1 暗号資産市場が回復基調にあり、取引量が増加 2 IEOが収益増加に貢献 組織・事業 業績(2024年3月時点) 2023 3Q 0 500

    1,000 1,500 2,000 2,500 2023 4Q 2024 1Q 2024 2Q 2024 3Q 230 166 164 543 116 1,063 1,583 1,178 2,214 1,984 1,253 1,015 1,040 947 1,419
  8. 〜FY2019 FY2020〜FY2022 FY2022〜 暗号資産の売買プラットフォーム NFTと暗号資産の新規取扱、新規発行に注力 ブロックチェーンを活用した経済圏の拡大 優れたUI/UXにより、新しいアセットクラスであ る暗号資産の取引を簡単にすることで、金融・IT リテラシーに関わらず、一般の人々に新しい技術 ・サービスを普及。

    NFTなど新たな潮流を早期に抑えつつ、暗号資産 関連領域は引き続き注力し、暗号資産の発行機能 であるIEOにより暗号資産の社会的意義を示す。 今まで蓄積した知見を活用し、ブロックチェーン を活用した経済圏を確立し、金融をはじめとした 社会の経済活動の効率化に資する事業を推進。 暗号資産 二次流通PF NFT 一次/二次流通 PF CBDC DeFi Dapps STO DAO 暗号資産 二次流通PF 暗号資産 一次流通PF (IEO) 海外進出 投資機能 従来の経済圏を補完する通貨や新しいアセットクラスとしての価値に、送金、決済など他の金融サービスの機能も併せて提供するプラット フォームを、金融ITリテラシーに関わらず広く一般の人々に提供することを通じて、新たな金融体験を生み出す社会全体のムーブメントを 促進し、日本経済の活性化に寄与していきたいと考えています。 組織・事業 中長期の方向性 NFT 一次/二次流通 PF 暗号資産 二次流通PF 暗号資産 一次流通PF (IEO)
  9. NFT(Non-fungible token)とは、代替不可能なデジタルデータです。ブロックチェーン技術を活用し、デジタルデータに固有のIDや情報 を持たせることで唯一無二であることが証明できます。 代替不可能なデジタルデータとは NFTの活用事例 同じ価値=代替可能 同じ価値ではない=代替不可能 Aさんの 1BTC Bさんの

    1BTC 金メダル選手のサイン 入りTシャツ 市販の Tシャツ ゲームの アイテム デジタルアート 音楽 会員権 メタバース トレーディン グカード 例)Coincheck NFTの取り扱いタイトル 組織・事業 NFT(Non-fungible token)とは
  10. Coincheck IEO 2021年7月 提供開始 実績 パレットトークン(PLT) 2021年7月 申込開始6分で調達金額である 9億3150万円突破 フィナンシェトークン(FNCT)

    2023年2月 調達金額10.66 億円。申込金額200 億円突破、申込倍率18.78倍を記録 組織・事業 Coincheck IEO
  11. 男女比 平均年齢 職種別 37歳 社員数 188名 働く環境 組織データ ※ ※

    ※2024年4月現在、正社員のみ(取締役・監査役・派遣社員・業務委託・出向・契約社員・アルバイト・嘱託を除く) エンジニア 35,1% 非エンジニア 64,9% 男性 157名 83% 女性 31名 17%
  12. 主な手当 ・住宅手当(20,000円/月 ※条件あり) ・在宅勤務手当(500円/日・最大5,000円/月) ・待機手当(特定の部署のみ) 働く環境 福利厚生 働きやすさ向上 ・マッサージチェア・仮眠室設置 ・デュアルディスプレイ ・オフィスチェア

    ・副業OK ・遠隔地勤務 ※パイロット運用中 ・短時間正社員制度あり 教育・育成支援 ・ポジティブラーニング制度(5,000円/月)  ※書籍購入費用などの負担 ・研修・セミナー費用会社負担(各部署で相談) ライフイベント ・慶弔見舞金(出産・結婚祝いなど) ・結婚・出産時の休暇 ・その他休暇 - 育児休暇・看護休暇・介護休暇・ケア休暇 チームビルディング ・部活制度 健康管理 ・Carely(健康相談サービス) ・健康診断・予防接種費用の会社負担
  13. 成 果 行 動 •半期に一度(年2回)の評価で処遇改定が行われます。 •評価結果に応じて「業績賞与の付与*」「昇給 / 昇格**」を行っています。 •成果は「業績賞与の付与」、行動は「昇給 /

    昇格」に紐づきます。 働く環境 評価制度 評価は主に「成果」と「行動」の2軸で行っています。 *業績に応じて支払われない場合もあります **昇給は半年の評価、昇格は1年の評価で決定します
  14. 4月 目 標 設 定 7月 中 間 面 談

    9月 評 価 1on1 10月 目 標 設 定 1月 中 間 面 談 3月 評 価 働く環境 評価制度(主な運用) 1on1や中間面談を通し、目標の変更や修正、サプライズ評価を防止しています。 *成果の指標として設定する目標設定の運用は各部署に一任 差し込みタスク・新事業・アジャイル開発など、各部の特徴に合った運用を目指しています。 1on1 1on1 1on1 【補足】1Q/2Q:評価FB10~11月、処遇改定11月、3Q/4Q:評価FB4~5月、処遇改定5月
  15. 基本給 (年収) 等級 低 高 高 540万円 480万円 720万円 600万円

    900万円 800万円 1,200万円 1,000万円 1 等級 2 等級 3 等級 4 等級 5 等級 年俸 賞与 年俸とは別に、最大年2回の業績連動賞与があります。 支給額は半年ごと、会社の業績・所属部署の成果・本人の成果 を総合的に判断して決定されます。 働く環境 報酬構成 当社の報酬は年俸と賞与で構成されています。 役割やスキルに応じた等級ごとの年俸レンジを設定し、職能に 応じた処遇の実現を目指します。 会社業績 部室成績 個人評価
  16. オーナーシップ OWN YOUR WORK WHAT’S OUR VALUE? コインチェックは会社が大きくなる過程で様々な バックグラウンドを持った仲間が多数合流し、 今日に至りました。

    多様な価値観が混在する良さがある一方で、 本来のコインチェックらしさを見失うおそれがあり ました。 そこで、2018年、創業から大切にしてきた価値観の 言語化に着手。コインチェックらしさを体現する価 値観を”MOST”と定め、行動の指針、判断基準、 そして評価基準にしています。 チームワーク MAXIMIZE TEAM RESULTS フェアネス THINK INTEGRITY サプライズ SURPASS EXPECTATIONS 社風・文化 当社のバリュー「MOST」
  17. •超自由。 •仕組みもルールも何も無いので これから作っていく。 •役割が決まっていないので、な んでもやる •統制(ちゃんと)。 •仕組みもルールもある。 •役割が決まっていて、それに集 中できる。 ちょっとカタイ?

    •結構自由。 •仕組みもルール整ってきたけど、 これからも充実させていく。 •役割が決まってきたけど、部門横 断的な事もできる。 スタートアップ 大企業 社風・文化 今のコインチェック ちょうどいい! ちょっと不安定?
  18. エンジニア組織 エンジニア組織のミッション チーム・個人が自律的に課題を解決し、事業、プロダクトの成長に貢献する。 「自律的に」とは •自分の考えを持って動く。 •この時「自分の考え」は、組織全 体の方向性と合っているべき。 •組織全体の方向性は、中期経営計 画、部室目標、グループ目標など があるが、究極的には事業・プロ

    ダクトの成長という視点で考える ことが重要。 なぜ「自律的に」なのか 事業・プロダクトの観点 事業の不確実性が高く、変化に適応すること、スピードが求められる環境なので。 キャリア観点 自律的に動いて課題が解決できることは、自分自身のスキルを磨くことであり、成 長につながる。最終的には市場価値が上がる(はず)。 マネージャー観点 管理コストを最小にすることができる。 その他 自律的に動けた方が楽しい(と思う。)
  19. 「事業・プロダクトの成 長」で事業という単語を入 れた理由 コインチェックにおける事業の不確実性とは 他業界・サービスと比較しても事業の不確実性は高い。 チーム・個人が自律的に課題を解決し、事業、プロダクトの成長に貢献する。 エンジニア組織 エンジニア組織のミッション 市場環境 •既存のFX・証券会社の口座数から考えるとまだこれから伸びていく段階。

    •各暗号資産において日々アップデートがあることに加え、NFT、DeFiなど 新たなサービスが次々に誕生し、急激なスピードで成長する。 規制動向 テクノロジーの進化を後追いする形で規制が加えられている。 例:改正資金決済法の施行(2020年5月)、 マネー・ロンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CFT) 今やっているプロダクトの開発・改 善などが最終的に事業にどのように インパクトがあるかというところま で考えられるようになると良いため
  20. 半年(6ヶ月)の流れ 開発手法は各チームで決めてい ますが、プランニングやKPTな どのスクラムの要素を多く取り 入れています 期初(ロードマップ会議) 部署単位 •リソースの割当 •ざっくりスケジュール ロードマップ

    スプレッドシートやJIRA等を使いな がら決定 期中(スクラム開発) チーム単位 •改善系タスクの優先度づけ •ざっくりスケジュール レビュー プラン ニング 振り返り スプリント計画 1~4週間の 開発サイクル KPT法 KeeP エンジニア組織 大きめのプロジェクトは、半年に一度のロードマップ会議で優先度とざっくりのスケジュールを決め、 期中は各チームごとの裁量で開発を進めます。 Ploblem Try 開発スタイル