SmartHRは労務管理クラウドという分野を開拓しました。給与計算機能もなく、既存の労務専用ソフトと比べると出力できる書類数が多いわけでもありません。それでもSmartHRは多くの企業から選ばれ、脅威的な成長をしてきました。
なぜSmartHRが選ばれるのか。それを紐解く要素に「圧倒的なユーザー目線」があると僕は思っています。小難しい専門用語やちょっとした入力の手間。税理士や社労士などの専門家には当たり前のことでも、一般従業員にとってはそこで入力をやめるのに十分な理由になる。SmartHRで重要なのは「従業員自身に入力や申請をしてもらうこと」。それを徹底的に掘り下げることによって、従業員もこれまで憂鬱だった年末調整がサクッと終わり、労務管理側も質問もなく期限通りに書類が回収できるようになります。これで双方Happyになる。機能の比較だけでは見えにくいが、SmartHRにはユーザーのペインに徹底的に向き合い、そこを磨き込んできた圧倒的なUXがある。それがSmartHRが選ばれ続ける理由です。