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サーキット発!トヨタコネクティッドのモビリティIoT、実証実験の歩みとこれから【SORACOM Discovery 2022】

サーキット発!トヨタコネクティッドのモビリティIoT、実証実験の歩みとこれから【SORACOM Discovery 2022】

昨今、開発のアジリティ(俊敏性)を高め、短期間で開発し、実際に試し、顧客のフィードバックを受け、進めていくサービス開発スタイルが拡がりつつあります。本セッションでは自動車レース「SUPER FORMULA」での、振動、スピードなど過酷な環境下でのデータ活用プロジェクト実証実験から始まったモビリティプラットフォームの取り組み、車載CANデータ活用への挑戦など、トヨタコネクティッドの実証実験の歩みとそこから得られた学びについてお話を伺います。

トヨタコネクティッド株式会社 専務取締役 藤原 靖久
トヨタコネクティッド株式会社 技術本部 アジャイル開発室 アジャイル開発2G 奥山 浩司
株式会社ソラコム 執行役員 VP of Sales 齋藤 洋徳

SORACOM
PRO

July 07, 2022
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Transcript

  1. 株式会社ソラコム 執行役員 VP of Sales 齋藤 洋徳 サーキット発! トヨタコネクティッドのモビリティIoT、実証実験の 歩みとこれから

    トヨタコネクティッド株式会社 専務取締役 藤原 靖久様 トヨタコネクティッド株式会社 技術本部 アジャイル開発室 アジャイル開発2G 奥山 浩司様
  2. 本日のハッシュタグ #Discovery2022 @SORACOM_PR fb.com/soracom.jp youtube.com/c/SORACOM_Japan

  3. 本セッションのアジェンダ • 第一章:SUPER FORMULAプロジェクト始動 • 第二章:CANデータへの挑戦

  4. 本セッションのアジェンダ • 第一章:SUPER FORMULAプロジェクト始動 • 第二章:CANデータへの挑戦

  5. サーキット発! トヨタコネクテッドのモビリティIoT 実証実験の歩みとこれから トヨタコネクティッド株式会社 専務取締役 藤原靖久 技術本部 奥山浩司 Copyright© 2022

    Toyota Connected All Rights Reserved
  6. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved Company Profile 社

    名 トヨタコネクティッド株式会社 設 立 2000年10月 資本金 6億5,049万5千円 株主/資本比率 ・トヨタ自動車株式会社 75% ・Microsoft Corporation(米国) 15% ・Salesforce.com,INC.(米国) 10% 拠点 ・国内 2拠点 本社(愛知県名古屋市)/GLIP(東京) ・海外 5か国 7拠点 業務概要 コネクティッドサービスの運用、トヨタ自動車の運営するWebサイトの管理運用 ディーラーインテグレーション、MaaS関連事業
  7. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved Prologue なぜ、モビリティIoTなのか

  8. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 画像引用:トヨタ自動車ホームページ Connected Car

    Non-Connected Car 他メーカー 電動モビリティ Connected Service 通信機が装着されていない車両にもコネクティッドサービスを!
  9. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved セキュリティ・コスト デバイスメーカー 自社管理クラウド

    IoT Device × グローバル対応 後付けデバイスに必要な要件は?
  10. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved Prologue 第一章 SUPER

    FORMULAプロジェクト始動
  11. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 小林可夢偉選手との出会い

  12. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved レースの楽しみを多くのお客様に伝えたい

  13. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 散々な初回テスト結果 カーボン素材は電波を通さないため、 アンテナは外付けがセオリーでした

  14. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved アンテナ一体型 アンテナ別体型 デバイスの機種変更

  15. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 位置の測位の改善 電波状況の改善 データの頻度の高精度化

    ✓ ✓ ✓ 車両の振動を「事故」と誤検知 さて、結果は?
  16. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved × ✓設定変更OK! 設定変更

    したいなぁ 車両には触れら れないし・・・ ソラコムの活用事例①:OTAによる設定更新 270km/hでも設定反映できます。
  17. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved データが取得できるようになりました。

  18. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 「測位方法を考え直して、安定してデータが取れるようになりました」 「大量データを一度に処理できるようにクラウド側も改良しました」 「で、地図上をグルグル周回する矢印を見ていて面白いの?」

    「おぉー、良くなったね!」 「どっちがどれだけ速い?何週目?」 レビュー結果は如何に?
  19. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 自動周回計測等、様々な機能を追加しました。

  20. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 「ラップ計測や速度表示できるようになりました」 「・・・でも、車速が270km/h超えると測位がズレることがあります」 「当たり前なのに、どうして対応策を準備しないの」

    「速度が速いのは当たり前、通信状況が悪いのも当たり前」 「決められたコースを周回してるのに予測も出来ないの?」 「雨の日は速度が遅いので、上手くみえます」 「電波状況によって、アップロードが遅れることがあります」 「特に山間部のサーキットだとダメですね」 緊張の再レビュー、結果は。。。
  21. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved

  22. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved お客様目線で考える ・技術的課題の解決だけで満足しない ・技術を選んだ責任は、自分の責任

    ・お客様の笑顔が唯一のゴール
  23. ① なぜSUPER FORMULAに GPSトラッカーをつけようとしたのでしょうか? 第一章: SUPER FORMULAプロジェクト始動

  24. 第一章: SUPER FORMULAプロジェクト始動 ② 今回の技術の一般車への展開は想定されていますか

  25. 本セッションのアジェンダ • 第一章:SUPER FORMULAプロジェクト始動 • 第二章:CANデータへの挑戦

  26. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved Prologue 第二章 CANデータへの挑戦

  27. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 部長 お客様が困られてる。何とかせよ。 部員

    ハイ。 画像引用:トヨタ自動車ホームページ 検討中のお客様 DCMついて無いから、充電状態を 駐車場まで見に行くのは手間なんだよね。 トヨタ製 Battery EV C+Pod発売開始
  28. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 通信機非装着モデルは後付けデバイスを用いて良い 以下の安全基準を満たすこと •

    車両との通信の頻度 • 使用してよいコマンド • 運転手の操縦の妨げにならない • 脱落防止措置 等々 CANデータ、取り扱って良いの?
  29. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved ••• 走行軌跡のみ必要な場合 時間による推移が必要な場合

    データ削減の取り組み
  30. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 0.4Mbyte/100km 距離 or

    進行方向変化 経過時間 1.5Mbyte/100km 一般的な自家用車 Battery EV 画像引用:トヨタ自動車ホームページ 収集方法によるデータ量の変化(100kmあたり)
  31. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 画像引用:トヨタ自動車ホームページ 1000km/月 200km/月

    4Mbyte/月 3Mbyte/月 一般的な自家用車 Battery EV 収集方法によるデータ量の変化(毎月あたり)
  32. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved Plan01s 基本料金 @$0.05/Day

    × 30 = $1.5 データ @$0.2/Mbyte × 4 = $0.8 $2.3 基本料金 @$1/Month = $1.0 データ @$0.073/Mbyte × 0 = $0.0 $1.0 ※日本国内利用の場合 ✓ ソラコムの活用事例②:プラン見直しによるコスト低減 PlanX3 5Mbyte/Month Include
  33. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved udp://gnss.device.com/ IoT Device

    Production Env Test Env udp://gnss.device.com/ udp://test.gnss.device.com/ 接続先を変更したい × × 平文だけど大丈夫? リモート変更NG ソラコムの活用事例③:SORACOM Beamの活用
  34. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved udp://beam.soracom.io/ IoT Device

    Production Env Test Env https://gnss.device.com/ https://test.gnss.device.com/ SORACOM Beam 暗号化OK! 〇 デバイス側の設定変更不要 〇 Production Group Test Group ソラコムの活用事例③:SORACOM Beamの活用
  35. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved SIM情報 SIM購入時に受取~ICCID登録等をAPI連携し、作業工数の削減とミスの撲滅 デバイスとSIMの紐付け時に利用開始処理、SIMグループの自動設定

    SIMのタグ情報として書込み、異なる管理画面間での情報格差 課金 利用しているプロジェクト毎の経費精算のために仕分けを自動化(ボリューム ディスカウントも自動按分) ソラコムの活用事例④:APIによる連携
  36. Copyright© 2022 Toyota Connected All Rights Reserved 実証実験での活用

  37. 第二章:CANデータへの挑戦 ① 会社のルールとして 後付けのCANデバイスの取り扱いが難しい中 進められようとした原動力は何だったでしょうか。

  38. 第二章:CANデータへの挑戦 ② 今回作られたものを商用サービスとして 世の中へ展開されているご予定はありますか。

  39. 第二章:CANデータへの挑戦 ③ トークンというキーワードがあったのですが トークンを今後どのように活用される想定でしょうか。

  40. 第二章:CANデータへの挑戦 ④ 次のチャレンジについて教えてください。

  41. 第二章:CANデータへの挑戦 ⑤ ソラコムへの今後のご期待があれば教えてください。

  42. SORACOM の願い クラウド ⇒ 多くの Web サービス SORACOM ⇒ 多くの

    IoT システム 日本から、世界から、たくさんの IoT プレイヤーが生まれますように
  43. IoTの「つなぐ」を簡単に You Create. We Connect.