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ふわっとした考えを仮説にするまでのステップ

 ふわっとした考えを仮説にするまでのステップ

ふわっとした考えから仮説に至るまでをステップに分解して、見通しを良くする試みです。また、仮説を作業仮説とクレームに分けて考えることで、仮説の現在地を分かりやすくしました。
仮説行動』という書籍で扱っているトピックのまとめです。

💡関連スライド
仮説のマップ・ループ・リープ
ふわっとした考えを仮説にするまでのステップ
良い仮説を評価する技術
行動なしに良い仮説思考はできない

Takaaki Umada / 馬田隆明

December 05, 2024
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Resources

[スライド] 仮説行動とマップ・ループ・リープ

https://speakerdeck.com/tumada/jia-shuo-xing-dong-tomatupurupuripu

仮説行動の全体像について

『仮説行動』の「はじめに+第1章」

https://eijionline.com/n/nf50d88687652

『仮説行動』の「第8章」の一部

https://eijionline.com/n/n1505e015f7df

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Transcript

  1. 6 予算達成のためにどんな施策をすれば良 いと思う? 君の仮説は何? AI が発展してるみたいなので、AI を 使って何かをすると良いのでは? AI って…具体的に何するの?

    仮説 じゃないし、ふわっとしすぎじゃない? (仮説だと思うんだけど……) じゃあ仮説ってどう作るんですか?
  2. 7 予算達成のためにどんな施策をすれば良 いと思う? 君の仮説は何? AI が発展してるみたいなので、AI を 使って何かをすると良いのでは? AI って…具体的に何するの?

    仮説 じゃないし、ふわっとしすぎじゃない? (仮説だと思うんだけど……) じゃあ仮説ってどう作るんですか?
  3. 8 予算達成のためにどんな施策をすれば良 いと思う? 君の仮説は何? AI が発展してるみたいなので、AI を 使って何かをすると良いのでは? AI って…具体的に何するの?

    仮説 じゃないし、ふわっとしすぎじゃない? (仮説だと思うんだけど……) じゃあ仮説ってどう作るんですか? 仮説は考えれば閃くんだよ。考えてきて
  4. ステップ (3) 問いを立てる 情報を構造化し、「◦◦ではないだろうか?」といった、 Yes/No で答えられるクローズドな問いを立てて調査します。 22 問い 疑問 興味・関心・問題意識

    興味を持つ この領域やテーマが面白そうだ 疑問に感じる この顧客はなぜこうしていない のだろう? 探究を行う 顧客の課題はここにあるのでは ないだろうか?
  5. ステップ (4) 仮説を作る 問いをさらに、正誤を白黒つけられて「言い切る」形の仮説へ と変換します。 23 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識

    興味を持つ この領域やテーマが面白そうだ 疑問に感じる この顧客はなぜこうしていない のだろう? 探究を行う 顧客の課題はここにあるのでは ないだろうか? 主張をする この顧客はこれが原因でこの課 題に苦しんでいる!
  6. 興味から仮説までの一連のステップ このように仮説を持つまでにはいくつかの段階があります。 24 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識 興味を持つ この領域やテーマが面白そうだ 疑問に感じる

    この顧客はなぜこうしていない のだろう? 探究を行う 顧客の課題はここにあるのでは ないだろうか? 主張をする この顧客はこれが原因でこの課 題に苦しんでいる!
  7. ステップ (2) AI の応用について疑問を持つ これを使って何ができるだろう? どういったものがあるのだ ろう? と様々な疑問を 5W1H で持ちます。

    28 疑問 興味・関心・問題意識 興味を持つ AI のニュースが気になっている 疑問に感じる AI を使って新規事業を作ると したら何がいいだろう?
  8. ステップ (3) AI についての問いを持つ その中から「◦◦ではないか?」といった Yes/No で答えられ る問いを持ち、その問いの周辺で探究を始めます。 29 問い

    疑問 興味・関心・問題意識 興味を持つ AI のニュースが気になっている 疑問に感じる AI を使って新規事業を作ると したら何がいいだろう? 探究を行う この AI サービスは英語論文を 読むときに使えるのでは?
  9. ステップ (4) AI についての仮説を持つ 最後に言い切る形で「仮説」という形にします。 30 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識

    興味を持つ AI のニュースが気になっている 疑問に感じる AI を使って新規事業を作ると したら何がいいだろう? 探究を行う AI を使えば英語論文の要約を するサービスを作れるのでは? 主張をする AI を使った英語論文の要約 サービスは売れる!
  10. (1) 興味・関心・問題意識を持つためのヒント 33 興味・関心・問題意識 • 興味のきっかけを探索する (探索の時間を作る) • 視点を変える(例: 誰かのた

    めになることを考える) • トレンドにあえて乗る • アウトプットを強制してみる その後、興味を育てていく
  11. (2) 疑問を持つためのヒント 35 疑問 興味・関心・問題意識 • 日々のひっかかりをメモする • 分からないことを肯定する •

    素直さをあえて捨てる • 理想や怒りを持つ • 違いに目を向ける • 人に説明してみる • 誰かと議論する
  12. (3) 問いを立てるためのヒント 37 問い 疑問 興味・関心・問題意識 • グルーピングする • 情報をグラフ等で可視化する

    • 仮説マップをラフに作る • 簡単な調査をしてみる 情報を構造化して「分からな い部分」を明確にすると問いに
  13. (4) 仮説を作るためのヒント 39 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識 • 白黒つけられる形式にする •

    言い切ろうとしてみる • 探索から検証フェーズに移っ て良いかを考える 仮説化は怖いけれど、一度仮 説にして検証してみるのも手
  14. 詳細は書籍をご参照ください 『解像度を上げる』の姉妹本 『仮説行動』発売中 73 第1部 仮説行動を理解する なぜ仮説は重要なのか 仮説行動の全体像 第2部 仮説を強くする

    仮説を生成する 仮説を検証する 仮説マップを生成/統合する ループの停滞を回避する 第3部 仮説を現実にする 仮説を評価する 決断する 仮説を実行する 第4部 大胆な未来を実現する 影響度の大きな仮説を目指す 目次 このスライドの 主なカバー範囲