Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Gather.townはいいぞ
Search
いも
January 26, 2021
Technology
2
2.4k
Gather.townはいいぞ
社内LTで話した資料を少し改修したものです
いも
January 26, 2021
Tweet
Share
More Decks by いも
See All by いも
UnityプログラミングバイブルR6号宣伝&Unity Logging小話
adarapata
0
570
Unityテスト活動のふりかえり
adarapata
1
580
Gather.townはいいぞ その後
adarapata
1
1.6k
Unityでの開発事例
adarapata
3
23k
どこのご家庭にもあるシーンマネージャーの話
adarapata
1
8.2k
宴はいいぞ
adarapata
0
1.5k
わかった気になるモブプログラミング
adarapata
1
120
モブワークっぽいのをやっている話/Trying mobwork
adarapata
2
1.3k
Zenjectを導入する前に
adarapata
0
3.9k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Copilot Studio ハンズオン - 生成オーケストレーションモード
tomoyasasakimskk
0
150
生成AI時代のセキュアコーディングとDevSecOps
yuriemori
0
130
名刺メーカーDevグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
940
Claude Code Subagents 再入門 ~cc-sddの実装で学んだこと~
gotalab555
10
16k
20251014_Pythonを実務で徹底的に使いこなした話
ippei0923
0
220
AWS Control Tower に学ぶ! IAM Identity Center 権限設計の第一歩 / IAM Identity Center with Control Tower
y___u
1
220
Introduction to Sansan, inc / Sansan Global Development Center, Inc.
sansan33
PRO
0
2.8k
Introdução a Service Mesh usando o Istio
aeciopires
1
230
Azureコストと向き合った、4年半のリアル / Four and a half years of dealing with Azure costs
aeonpeople
1
220
「最速」で Gemini CLI を使いこなそう! 〜Cloud Shell/Cloud Run の活用〜 / The Fastest Way to Master the Gemini CLI — with Cloud Shell and Cloud Run
aoto
PRO
0
130
All About Sansan – for New Global Engineers
sansan33
PRO
1
1.2k
Introduction to Bill One Development Engineer
sansan33
PRO
0
300
Featured
See All Featured
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
332
24k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
48
9.7k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
115
20k
Embracing the Ebb and Flow
colly
88
4.9k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
10
880
KATA
mclloyd
PRO
32
15k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
23k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.7k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.9k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.6k
Transcript
Gather.townはいいぞ
リモートとコミュニケーション問題 よく聞く課題 リモートだと必要最低限の⼈と必要最低限の会話だけしがち 雑談をする機会が減ってしまった 雑談が減ることで⽣産性が下がってしまう問題 ⼈と話さないと気持ちも落ち込んだり
雑談のグラデーション 会議のビデオ通話で問題が起きることはあまりない 「会話する」「会話しない」が切り替わるイベントのため ⽇常の雑談は会話する、しないを明確に切り替えない 常に話したいときと話さないときで揺れ動く ここに相⼿側の話したいときと話さないときも組み合わさる 「今話しかけていいのか︖問題」 そのため、雑談のための「通話しませんか︖」は結構ハードルが⾼ い。雑談部屋的な試みもあるが、⾃然消滅しがち・・ この辺の障壁を下げたいよね・・が2020年のトレンド
リモートツールの活躍 Spatial,oVice,などなど・・ Clusterで会社を再現してる⼈も⾒た どうぶつの森で仕事してる記事も⾒た気がする 相⼿の情報に「位置」を持たせることで会話を促進する 近くにいるなら会話しやすいし、遠くなら遠慮できる ⼈が集まってるなら近づきたくなる 移動がなんらかの意志表明になる
Gather.town いわゆるバーチャルオフィス系サービス ⾒た⽬は完全にスーファミ時代の2Dマップ 同時接続数25⼈までは無料 https://gather.town
Gatherでできること 距離でビデオ通話を⾃動接続・切断 プライベートエリアの作成 マップ作成機能 マップのオブジェクトにURL、動画、画像埋め込み カンファレンス的なプレゼンテーション機能 etc...
マップエディタ機能
Gatherの好きなところ ゲーム好きなので⾒た⽬が刺さる マップ作成が楽しい ⾯⽩くしようとしている仕組み 何もなくても動き回りたくなる ⾃動追跡機能とか謎のダンスとか CPU負荷少な⽬ 9時間開きっぱなしても気にならなかった
事例 「Unityゲーム開発者ギルド」というコミュニティで運⽤を始めてみ た 常時開放しているので好きに⼊ってくださいスタイル マップを作れるのは⾃分含め2名 もっと増やしていきたい 最低限のルールを書いたドキュメントを⽤意 要望を書けるスプレッドシートを⽤意
どんなかんじ︖ ⼤体いつも10⼈前後常駐している 基本はミュート たまに集まって会話してる ⼈だかりがあるとどんどん集まる 要望シートに結構書いてくれる ⿇雀部屋が⼈気
勉強会のyoutube live配信をみんなで観る様⼦ 休憩時間は踊る
勉強会後の雑談タイム 懇親会ロスが解消されてよかった 喋る⼈と聞き専エリアを作るとやりやすかった
利⽤者の声 ⼈と話せて精神的に良い 会話しなくても「誰かがいる」ことだけで居⼼地がよい 孤独感が減る 移動する、席に着く、という⾏為が楽しい 2Dゲームっぽい操作が⼤きい 直接的に会話を⾏わなくても、「⼈がいる」という状況がモチベーシ ョンに寄与しているっぽい。
運営側の感想 マップ作るの超楽しい 実際に⼈々がマップをどんどん活⽤してくれる ドット絵職⼈が素材を作ってくれる ゲームデザインの難しさを思い知る ⾒ただけで役割がわからない部屋は近寄らない テキスト無しでユーザに⾏動を起こさせるようにする⼯夫 ぶっちゃけゲーム作ってる感じ みんな基本はマイク・カメラミュートしてる パブリックなコミュニティだからかも
業務で使うのならば(使いたい) ただ、常駐するところから始めてみる。無理に会話しなくていい お互いに「そこにいる」信頼関係を作るとよさそう 全てのイベントをgather内で⾏う必要はない チャットはslackでいいしMTGはmeet使っていいと思う あくまで普段のコミュニケーションの障壁を取り除くため マップ編集権限は最初は持たせてよさそう gatherの楽しいポイントなので・・楽しいは⼀番の原動⼒ ⾃分で作るから愛着が湧く 本格運⽤時に権限⾒直しましょう