2020~2025年度_つまごい観光ビジョン

Transcript

1. つまごい 観光ビジョン(～2025) 年間100万人泊を 目指して 1
2. 嬬恋村における 観光業の必要性 2
3. 嬬恋村の現状 平成30年(2018年)度嬬恋村統計書より 3 農業と観光の村 嬬恋村の経済を支える産業として、欠かすことがで きない生業となっている。
4. 群馬県の平成29年観光客数・消費額調査(推計)および平成30年(2018年)度嬬恋村統 計書の結果より、2016年の宿泊客数832,300人に対して、観光サービス業の従業者数 は1,875人となっている。 つまり、宿泊客数444人に対して、およそ1人の雇用を生み出すことができると仮定でき る。 また、旅行者の経済活動によって、小売業など多くの業種に雇用をもたらす。 雇用 4
5. 1. 消費税 • 各施設(消費税納税義務がある施設に限る)において、観光客が購入した商品にかけられる消費税は各都増府県へ 報告・納入となるが、その納入額のうち1/2は各市町村へ再配分される仕組みとなっている。→購入金額の10%の1/2 の額(5%) 2. 法人税関係の一部 • 営利目的の事業に関して、住民税が課せられている。→購入金額から経費を差し引いた金額(宿泊業の標準利率 10%)のおよそ6% 3. 入湯税 • 温泉施設の宿泊者には、1泊について入湯税が課せられている。→1人泊あたり150円 4. ゴルフ場利用税 • ゴルフプレー者にはゴルフ場利用税が課せられている。→1人あたり600円 税収 5
6. 嬬恋村の現状 6 税収 嬬恋村の歳入のうち、およそ 10%が観光産業に よって成り立っている。 平成30年(2018年)度嬬恋村統計書/嬬恋村の平成 29年(2017年)度財政状況資料集/群馬県の平成28 年(2016年)観光客数・消費額調査 (推計)結果/嬬恋 村ヒアリング結果より
7. 【試算】 年間100万人泊を達成すると ①およそ120,469,292円の税収となり 　20,124,000円の増収 ②およそ2,252人の従業員が必要となり 　378人の雇用が発生 7
8. 嬬恋村の これまでの 取り組み 嬬恋ブランドとは何か・・・。 • 愛妻家の聖地 • キャベツの出荷量日本一 • 万座/鹿沢を中心とした温泉地 • 北軽井沢に代表される、軽井沢 に匹敵する避暑地/別荘地 • 大自然 • キャベツマラソン • モータースポーツ発祥の地 8
9. 各エリアにおける役割の整理 9
10. 万座温泉 エリア バラギ 高原 エリア 村中心 エリア 浅間高原 エリア 鹿沢温泉 エリア 大地の恵みを受けて 五感で癒されるユートピア 最高のロケーションで 夏の合宿、冬のウインタースポーツ 古き良き温泉場と 手つかずの守られた自然を満喫 古きを訪ねて、新しきを知る ジオと歴史のエリア (なぎけいし・中居 屋・草軽鉄道) 浅間山に守られた 高原のリゾートと芸術のエリア 10
11. 11 エリア名 2019年 2025年 増減 浅間高原 エリア 345,810人 418,000人 +72,190人 鹿沢温泉 エリア 49,100人 59,000人 +9,900人 バラギ高原 エリア 83,140人 100,000人 +16,860人 万座温泉 エリア 337,700人 408,000人 +70,300人 村中心 エリア 未統計 15,000人 比較データなし 合計 815,750人 1,000,000人 +184,250人
12. 嬬恋村や関連団体の施策・予定 • 嬬恋村 ◦ 第六次総合計画 ◦ 第2期総合戦略 ▪ 策定本部 ▪ 策定委員会 ◦ 「関係人口創出・拡大事業」モデル事業 (採択待ち) • 浅間山北麓ジオパーク ◦ 日本ジオパークネットワーク再認定 12
13. 既存のブランドと 各エリアにおける 今後のあるべき姿を融合させる 新たな施策 13
14. 万座温泉 エリア バラギ 高原 エリア 村中心 エリア 浅間高原 エリア 鹿沢温泉 エリア ・キャベツを使ったヘルシーメニューの 開発 ・OL向けのプロモーション強化 ・アスレチックパークなどの誘致 ・最新ウインタースポーツの導入 ・事前決済/キャッシュレス化の促進 ・自然に囲まれたフェスやマルシェイベ ントの企画/運営 ・サイクルツーリズムの推進 ・ガイド団体の育成 /運営 ・野鳥にフィーチャーした自然イベント の企画/運営 ・別荘アートフェスの企画 /運営 14
15. そのほか、嬬恋の観光ホットワード(となり得るもの) • 無印良品とコラボしたアウトドア/キャンププロモーション⇒キャンプ用キャベツのスライサーなど • 星空 • トレイルラン • ドローンの活用/イベント誘致 • パルクール • 嬬恋郷土資料館(鎌原観音堂)/鬼押出し園(浅間火山博物館)/浅間山北麓ジオパーク総合インフォメーションセンター/嬬恋村 観光案内所のすみ分け ◦ 嬬恋郷土資料館 (鎌原観音堂)_鎌原の噴火からの復興の歴史や観音堂発掘の採掘物の展示 ◦ 鬼押出し園(浅間火山博物館 )_鬼押出し溶岩や周辺の噴火によって形成された地形に関する解説 ◦ 浅間山北麓ジオパーク総合インフォメーションセンター _噴火などを背景によって生まれた文化の開設 ◦ 嬬恋村観光案内所 _お客様を送客するワンストップ窓口 (展示品は必要なし ) ◦ キャベツの展示・解説 _高冷地野菜研究センターの活用 ◦ 草軽鉄道の展示 _旧東小学校の活用 ◦ スピードスケート関連の展示 _青葉湖の活用 • 冬の運動会 15
16. 観光協会が 担うべき役割 • 各会員から会費を徴収しているのは、ス ケールメリットを生かした組織を形成する ためである。 ◦ 講演・セミナー等の情報共有 ◦ 勉強会の実施 ◦ マーケティングデータのシェア・フィードバッ ク • 旅先として「嬬恋」を選んでもらうための施 策を実行することが命題である。 • 旅ナカの観光客満足度 (TS=Tripper Satisfaction)を高め、旅アトにリーチするプ ロモーションを実行しリピート率の向上に 努める。 効果的な観光地経営 マーケティング イベント企画・プロモーション 16
17. 観光協会のプロモーション方針 17
18. 旅マエの プロモーション ディスティネーション嬬恋 • るるぶなどの旅行雑誌への広告 掲載や東京へのプロモーション ◦ 軽井沢→嬬恋、草津温泉→嬬恋の動きを つくる提案 ◦ 目的地として、広大なキャベツ畑や愛妻の 村としてのブランド宣伝 • SNSや旅行まとめサイト上でのブ ランディング ◦ 女性が行きたくなるような村 ◦ 男性が女性を連れていきたくなる村 ◦ 結婚式の前撮りプラン提案 ◦ 記念日・記念旅行プランの提案 • アクティビティ ◦ 箱もの ◦ シェアサイクル 18
19. 旅ナカの プロモーション キャベツの消費地ナンバーワンプ ロモーション • SNSによるパンデミック投稿 • 村民(村内各施設)によるSNS発 信/拡散 ◦ #嬬恋村宣伝部　#妻との時間をつくる旅　# 愛妻家の証　#嫁を連れていきたくなる　# 旅したくなるフォト • 周辺地域や村内各施設へのアプ ローチ ◦ 広告出稿 ◦ 日帰りパックツアーの作成 • キャベツ料理 ◦ メニュー開発 ◦ ワンストップ窓口 19
20. 旅アトの プロモーション 思わず 恋をしてしまう村、つまごい • 口コミサイトの活用 ◦ 大手旅行予約サイトの口コミ ◦ 口コミを促す施策 • 旅行まとめサイトの活用 • 四季折々の景色定点観察プラン の提案 • EC・ふるさと納税ホームページへ の誘導 20