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視点の探索と取得〜見える世界が変わるとは何か?何が見えるようになるのか?

 視点の探索と取得〜見える世界が変わるとは何か?何が見えるようになるのか?

自我発達理論における11個の視点変化を元に、世界の認知の仕方がどのように変化するのか
視点を変えることで、見える世界はどう変わるのか?

人がどのように視点を変え、世界の捉え方を進化させるかを解説。視点取得と探索のプロセスが個人の成長や共感、そしてリーダーシップにどのような影響を与えるかをまとめてみた。

資料の中では、以下の問いかけを行った
・なぜ視点を変えることが重要なのか?
・視点が変わるとどんな新しい世界が見えるようになるのか?
・視点の変化がリーダーシップにどのように影響するのか?
・共感や対話の重要性を深く掘り下げ、他者とのコミュニケーションを通じてどのように視点を広げていくか
・銀河英雄伝説の「ヤン・ウェンリー」もののけ姫の「アシタカ」はどんな視点を持っているか?
・自分が仕事をする上で、どんな風にそれを活かしているのか?
など

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key word
・視点の取得
・視点の探索
・視野
・視座
・認知的共感
・情動的共感
・自我発達理論、成人発達理論
・共感と対話
・メタ認知
・リベラルアーツ
・人文知
・スキーマ
・相対主義
・弁証法
・思考の立体化

よしたろう

September 29, 2024
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Transcript

  1. 1. 見 える世界が変わることはいいぞー 2. 伝えてぇ 3. 色 んな世界を 見 れる

    人 が増えたら 自 分が楽しい 4. 広めてぇ 5. 世界が広がると囚われが減るぞー 6. 苦しみから救いてぇ Why(なぜこの話?) 
  2. *2 *OUFMMJHFODF2VPUJFOU ɿ஌ೳࢦ਺ ࣮೥ྸͱਫ਼ਆ೥ྸͷൺɺ΋͘͠͸ಉ೥ྸूஂ಺Ͱͷภࠩ஋ ࿦ཧతࢥߟ΍໰୊ղܾೳྗɺύλʔϯೝࣝ΍نଇੑͷൃݟ &2 &NPUJPOBMJOUFMMJHFODF2VPUJFOU ɿײ৘஌ੑ ࣗ਎ͷײ৘Λ֮ࣗ͠ɺ͔ͦ͜Βੜ·ΕΔߦಈʹ੹೚Λ࣋ͭೳྗ 4*

    4PDJBM*OUFMMJHFODF ɿࣾձత஌ੑ ଞਓͷײ৘Λਖ਼֬ʹಡΈऔΓɺڞײͰ͖Δೳྗ 34*ʢ3FMBTJPOBM4ZTUFN*OUFMMJHFODFʣɿؔ܎ੑγεςϜ஌ੑ &24*Λแؚ͢Δؔ܎ੑγεςϜͱ͸୺తʹݴ͏ͱνʔϜ΍૊৫ ݸਓͷܦݧʢ͓ΑͼଞऀͷܦݧʣΛγεςϜͷදݱͱͯ͠ҙຯ͚ͮΔೳྗ ࿦ཧɾײ৘ɾࣾձੑɾؔ܎ੑͷ஌ೳ 9
  3. 10 ݴޠ త஌ೳ Իָ త஌ೳ ਎ମӡಈ త஌ೳ ۭؒ త஌ೳ ରਓ

    త஌ೳ ಺ল త஌ೳ ത෺ త஌ೳ ࣮ଘ త஌ೳ ྶ త஌ೳ ˞Պֶత ࠜڌ͸ബ͍ ͚ͩͲ޷͖ ଟॏ஌ೳ ཧ࿦ ീࣝ࿦ ଟॏ஌ೳཧ࿦ɾ෹ڭʹ͓͚Δീࣝ࿦ ࿦ཧ਺ֶ త஌ೳ ग़యɿʮ ਓ޻஌ೳͷͨΊͷ఩ֶक़ɹ౦༸఩ֶἫɹୈྵ໷ ࢿྉʯ
  4. ੒ਓൃୡཧ࿦ʹ͓͚ΔੈքͷೝࣝมԽ 環境順応段階 「私は私の関係であり、 ルールに従います」 ・他者との関係性を構築 し、環境に適応する ・周囲に合わせることが 最も重要である   自

    己 主導型段階 「私はアイデンティティを     持ち、選択をします」 ・周囲に流されない   アイデンティを持つ ・ 自 身 の内 面 にある 高 度な   価値規範に従い決断する 相互発達・ 自 己 変容型段階 「私は多くのアイデンティティ を持ち、パラドックスを受け 入 れます」 ・多様なアイデンティティ   価値観の保持・創造 ・多視点世界解釈、対極統合   により独 自 体系を 生 み出す Ҿ༻ɿߏ੒తൃୡཧ࿦ - ϩόʔτɾΩʔΨϯʮIn Over our Headsʯ 12
  5. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ࣗզൃୡཧ࿦ʹ͓͚Δͷҙࣝߏ଄ͷมԽ          13
  6. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ࣗզൃୡཧ࿦ʹ͓͚Δͷҙࣝߏ଄ͷมԽ ①視点なし 生 まれたて、 自己 が 溶解・混合・未分化 ②1 人 称視点 幼児、 自 我の出現 自 分を認識し始める 衝動に 支 配される ③1 人 称視点 子 供 他者を認識し始める 意欲的だが 自己 中 心 的    14
  7. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ࣗզൃୡཧ࿦ʹ͓͚Δͷҙࣝߏ଄ͷมԽ ④2 人 称視点 私とあなた 自身 が他者から どう 見 えるのか? ⑤拡張2 人 称視点 自 分と集団 全体との調和を超え 過剰な同 一 化 ⑥3 人 称視点 自 分 自身 を 客観的に 見 つめる 自 他の独 自 性に気付く    15
  8. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ࣗզൃୡཧ࿦ʹ͓͚Δͷҙࣝߏ଄ͷมԽ ④2 人 称視点 私とあなた 自身 が他者から どう 見 えるのか? ⑤拡張2 人 称視点 自 分と集団 全体との調和を超え 過剰な同 一 化 ⑥3 人 称視点 自 分 自身 を 客観的に 見 つめる 自 他の独 自 性に気付く ੒ਓਓޱͷେ൒͕ ͜͜·Ͱͷࢹ఺ʹ ෼෍͢ΔͱݴΘΕΔ  16
  9. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑦拡張3 人 称視点 自己 と他者を 過去と未来という時間 の中で 見 渡せる ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く    17
  10. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑦拡張3 人 称視点 自己 と他者を 過去と未来という時間 の中で 見 渡せる ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ͔͜͜Β ਓޱ෼෍ ͷதͰ͸ ܹݮ͍ͯ͘͠ ʮʙ͢΂͖ʯ ͱ͍ͬͨݴ༿Λ سආ࢝͠ΊΔ ʮ·ͨ͸ʯ ʮ͔͠͠ʯ ʮʙʹ΋ؔΘΒͣʯ ͳͲΛ࢖͍ ʮͲ͏ͨ͠ΒҰൠԽ Ͱ͖Δͷ͔ʁʯ ʹؔ৺͕͋Δ  18
  11. • ひとつの正義に対 して逆の 方 向に同 じだけの質と量を 持った正義が必ず 存在するのではな いかと私は思って いますので、‥

    ۜՏӳ༤఻આͷϠϯɾ΢ΣϯϦʔఏಜ͍Θ͘ (C)ాத๕थɾಙؒॻళɾಙؒδϟύϯίϛϡχέʔγϣϯζɾΒ͍ͱͨͬ͢;ɾαϯτϦʔ (C)Ճ౻௚೭ ʰ ʱ 19
  12. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く ࣗݾܾఆɾࣗݾ࣮ݱ ׮༰ɾརଞɾࣗൃͱࣗ཯ ʮࣗ෼͕ͳΓ͏Δ࠷ߴͷࣗ෼ʯ ߴܿͳౖΓɾ૑଄ੑ ؔ܎ੑʹΑΔ૬ޓґଘ ෹ڭͷԑىɾࣾձߏ੒ओٛɾߏ଄ओٛɾྔࢠྗֶ ֤छൃୡཧ࿦ɾγεςϜ ΠϯεύΠΞʔυ Ϧʔμʔγοϓʹڞ௨͢Δ֓೦ ૬ରओٛɾหূ๏ͷݶքͷཧղ ࣌ؒ࣠ɾࣾձతจ຺ͷ֦େ ໃ६΍ରۃΛ౷Ұ͢Δ νʔϜɾ૊৫Λมֵ͢Δث  20
  13. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く ࣗݾܾఆɾࣗݾ࣮ݱ ׮༰ɾརଞɾࣗൃͱࣗ཯ ʮࣗ෼͕ͳΓ͏Δ࠷ߴͷࣗ෼ʯ ߴܿͳౖΓɾ૑଄ੑ ؔ܎ੑʹΑΔ૬ޓґଘ ෹ڭͷԑىɾࣾձߏ੒ओٛɾߏ଄ओٛɾྔࢠྗֶ ֤छൃୡཧ࿦ɾγεςϜ ΠϯεύΠΞʔυ Ϧʔμʔγοϓʹڞ௨͢Δ֓೦ ૬ରओٛɾหূ๏ͷݶքͷཧղ ࣌ؒ࣠ɾࣾձతจ຺ͷ֦େ ໃ६΍ରۃΛ౷Ұ͢Δ νʔϜɾ૊৫Λมֵ͢Δث  21
  14. 22 ʮߴܿͳౖΓʯͱ͍͑͹͜ͷਓ (C)ాத๕थɾಙؒॻళɾಙؒδϟύϯίϛϡχέʔγϣϯζɾΒ͍ͱͨͬ͢;ɾαϯτϦʔ (C)Ճ౻௚೭ たたら場でサンとエボシが決闘している 場に割って 入 ろうとするアシタカ 森の神やもののけから森と 自

    然を奪い、 憎しみと呪いを振り撒くエボシへの怒り 憎しみと復讐に囚われサンへの怒り 争いをやめようとしない たたら場の 人 々への怒り 自 身 も恨みと憎しみに囚われエボシに 怒りを露わにした 自 分 自 身 への怒り サン(森)とエボシ( 人 )の争いを 止 めることができない 自 分 自 身 への怒り
  15. 23 ʮߴܿͳౖΓʯͱ͍͑͹͜ͷਓ (C)ాத๕थɾಙؒॻళɾಙؒδϟύϯίϛϡχέʔγϣϯζɾΒ͍ͱͨͬ͢;ɾαϯτϦʔ (C)Ճ౻௚೭ 主題歌にある歌詞 「怒りにひそむまことのこころ」 許婚を助けるため呪いを受け、 どうせ死ぬなら敵 方 の地

    方 で祟り神となって 死ねと故郷を追放される たたら場で差別された 人 達を 見 て共感し、 一 方 でもののけを追いやり 自 身 の受けた呪い の元凶であるのも、 自 分と同じような社会的 弱者の受け 皿 を作っているのもエボシ御前 祟り神から呪いと祝福をうけた 人 でもなく神 でもない 自 分、 人 でもなくもののけでもない サンに抱く複雑な思い アシタカのまことのこころ、とはなんだろう かと、思いを馳せてしまうシーンです
  16. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑦拡張3 人 称視点 自己 と他者を 過去と未来という時間 の中で 見 渡せる ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く ࣗݾܾఆɾࣗݾ࣮ݱ ׮༰ɾརଞɾࣗൃͱࣗ཯ ʮࣗ෼͕ͳΓ͏Δ࠷ߴͷࣗ෼ʯ ߴܿͳౖΓɾ૑଄ੑ ؔ܎ੑʹΑΔ૬ޓґଘ ෹ڭͷԑىɾࣾձߏ੒ओٛɾߏ଄ओٛɾྔࢠྗֶ ֤छൃୡཧ࿦ɾγεςϜ ΠϯεύΠΞʔυ Ϧʔμʔγοϓʹڞ௨͢Δ֓೦ ૬ରओٛɾหূ๏ͷݶքΛཧղ ࣌ؒ࣠ɾࣾձతจ຺ͷ֦େ ໃ६΍ରۃΛ౷Ұ͢Δ νʔϜɾ૊৫Λมֵ͢Δث  24
  17. • 宇宙には唯 一 無 二 の 真実が存在し、それ を解明する 方 程式が

    あるかもしれないと 思いますが、ただ、 それに届くほど私の 手 は 長 くないのです ۜՏӳ༤఻આͷϠϯɾ΢ΣϯϦʔఏಜ͍Θ͘ (C)ాத๕थɾಙؒॻళɾಙؒδϟύϯίϛϡχέʔγϣϯζɾΒ͍ͱͨͬ͢;ɾαϯτϦʔ (C)Ճ౻௚೭ ʰ ʱ 25
  18. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑦拡張3 人 称視点 自己 と他者を 過去と未来という時間 の中で 見 渡せる ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く ΋ͷͷ͚ඣͷʮΞγλΧʯ ͕͜ͷลΓͱݴΘΕΔ ۜӳ఻ͷʮϠϯఏಜʯ΋ ࢲݟͰ͸ͦ͏ݟ͑Δ  26
  19. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ࣾձ΍ࠃՈΛมֵ͢Δثͱ͔͜͜ΒลͬΆ͍   ⑩5 〜 N 人 称視点 ネストしたメタメタメタ 〜 認知 合理・ 言 語による限界 その先の世界にいる 宇宙的・ 自 我超越的視点 宇宙の中に埋め込まれている ことを意識的に体験 ※ 正直理解しきれていない 27
  20. 1. 目 的・解決すべき問題は何か? 2. 状況や前提は何か? 3. ①②を踏まえ、 目 的達成のために有効 な取り組みとその実現

    手 段は何か? 4. ③を 行 った場合に、短中 長 期的に何が 起きると想定しているのか? 5. ①から④までに論理の破綻がないか? 以下の三階層で仮説検証を 行 う ・ 手 段を深化させる「シングルループ」 ・既存のルールを問い直す「ダブルループ」 ・問題そのものを問い直し、 目 的を設定し直す「トリプルループ」 29 Ϧʔμʔͷجຊతͳࢥߟ
  21. 32 ʮੜଘνϟϯωϧʯ ੜ͖ԆͼΔͨΊͷϞʔυ ڴҖʹରͯ͠ϨʔμʔΛ͸Δ औΓআͨ͘Ίʹۓுঢ়ଶɾܯռମ੎ʹͳΓқ͍ ͦΕ͕ଓ͘ͱΤωϧΪʔ͕ރׇ͢Δ νϟϯεʹؾ෇͚ͳ͍͠ɺ ΫϦΤΠςΟϏςΟ͕ൃشͰ͖ͳ͍ ੍ޚ͢Δ͜ͱ͕೉͍͠ʢྺ࢙͔Βֶ΂Δʣ ʮൟӫνϟϯωϧʯ

    ΑΓ๛͔ʹͳΔͨΊͷϞʔυ ػձʹରͯ͠ϨʔμʔΛ͸Δ ৽ͨͳνϟϯεΛ࡯஌͠ɺϙδςΟϒɾ։์తʹ ৘೤ɾڵฃ͕ܹࢗ͞ΕɺଞऀͱͷίϥϘϨʔτ ΍Πϊϕʔγϣϯ૑ग़͕׆ൃʹͳΔ ೩͑ਚ͖ͣɺ௕ظؒʹΘͨͬͯΤωϧΪʔ͕ᕺΔ ੜଘνϟϯωϧͷա౓ͳ׆ੑԽʹΑͬͯ཈੍͞ΕΔ ੜଘͱൟӫͷϞʔυ͸όϥϯε͕ॏཁ δϣϯ P. ίολʔϋʔόʔυɾϏδωεɾεΫʔϧ ໊༪ڭतʰCHANGE ૊৫͸ͳͥมΘΕͳ͍ͷ͔ʱΑΓ
  22. 33 Ϧʔμʔʹͳͬͨ࣌ʹߟ͑Δ͜ͱʢԶͷ৔߹ʣ 正しい現状認識が全て ①組織の 大 戦略・ 方 向性の把握 ②外部環境とその影響 (市場・組織体勢など)

    ③利害関係者の感情・想い・価値観 この三つを 見 誤ると 大 体失敗する すなわち ① 目 的②前提③ 手 段 ④実 行 結果の想定 ⑤論理の破綻や誤謬の有無 んで、Try&Error・仮説検証ね ֤ࣄۀ෦ઓུɾγφδʔɾؔ܎ੑ ٻΊΒΕΔ΋ͷɺୡ੒͢΂͖͸ͳʹ͔ ར֐ؔ܎ऀͷ ࢥ࿭ɾײ৘ɾਓؒؔ܎ νʔϜͷ໨తɾϏδϣϯ ୡ੒͢ΔͱͲ͏ͳΔʁ ԿΛ͢΂͖͔ Ͳ͏΍Δ͔ ૊৫ͷཧ೦ɾେઓུ Ϗδϣϯͱͦͷୡ੒ͷͨΊʹ ͠Α͏ͱ͍ͯ͠Δ͜ͱɺ͖ͯͨ͜͠ͱ͸ͳʹ͔
  23. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑦拡張3 人 称視点 自己 と他者を 過去と未来という時間 の中で 見 渡せる ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く    34 ࠓͷࣗ෼͸ʙͷؒΛϑϥϑϥ͍ͯ͠Δ
  24. 35 ·ͩ·ͩߟྀ͠Α͏ͱࢥ͑͹Ͱ͖ΔͬͪΌͰ͖Δ さらに 組織の理念が形成・経営陣 の想いは経緯はなにか? それらを形成した社会やシ ステムや 文 化は何で、それ ら歴史的経緯、成

    立 させた 内外的な因 子 は何か? まで考えることもできる が、現場レベルでそこまで やらんでいいかなって思う ֤ࣄۀ෦ઓུɾγφδʔɾؔ܎ੑ ٻΊΒΕΔ΋ͷɺୡ੒͢΂͖͸ͳʹ͔ ར֐ؔ܎ऀͷ ࢥ࿭ɾײ৘ɾਓؒؔ܎ νʔϜͷ໨తɾϏδϣϯ ୡ੒͢ΔͱͲ͏ͳΔʁ ԿΛ͢΂͖͔ Ͳ͏΍Δ͔ ૊৫ͷཧ೦ɾେઓུ Ϗδϣϯͱͦͷୡ੒ͷͨΊʹ ͠Α͏ͱ͍ͯ͠Δ͜ͱɺ͖ͯͨ͜͠ͱ͸ͳʹ͔
  25. 37 Ϧʔμʔʹͳͬͨ࣌ʹߟ͑Δ͜ͱʢԶͷ৔߹ʣ ֤ࣄۀ෦ઓུɾγφδʔɾؔ܎ੑ ٻΊΒΕΔ΋ͷɺୡ੒͢΂͖͸ͳʹ͔ ར֐ؔ܎ऀͷ ࢥ࿭ɾײ৘ɾਓؒؔ܎ νʔϜͷ໨తɾϏδϣϯ ୡ੒͢ΔͱͲ͏ͳΔʁ ԿΛ͢΂͖͔ Ͳ͏΍Δ͔

    ૊৫ͷཧ೦ɾେઓུ Ϗδϣϯͱͦͷୡ੒ͷͨΊʹ ͠Α͏ͱ͍ͯ͠Δ͜ͱɺ͖ͯͨ͜͠ͱ͸ͳʹ͔ いまのって 大 体 何をどうやるか?の話 重要なのは、なんでやるか?   ①あるべき姿    (出したい組織成果・事業成果)   ②現状とのギャップ・阻害要因特定    ギャップ埋め・阻害要因除去に   ③効果的な事柄と 手 段の選択    (戦略・戦術の決定)   ④解決策の実 行 1 〜 3を検討しないで、4に 飛 びついても意味が ない。 手 段の 目 的化。それらが効果的な 文 脈や 前提・環境を考えずに取り 入 れても意味も効果 もないし、説明責任も果たす事は出来ないから 上も納得しない。そうならないために、この円 の内容を抑えるのが最低限の認識・理解
  26. 39 ண໨͢Δ؍఺ ①理念・ビジョンの「Why・Core」 ②会社・組織・事業部・開発部の「歴史」 ③ありとあらゆる「関係性」   人 間関係・共通認識形成・過去現在未来   組織

    文 化成 立 の背景と今・原因と結果の分析 ④ 自 身 とチームの「Can・Must・Will」 ⑤ 人 の 心 や感情・快不快「共感と対話」 ⑥どのように 生 存・繁栄するか   現場リーダーとして描くビジョンの「おもろさ」
  27. 43 「視点の取得」とは 他者や他者との関係性の中にある配慮すべき視点が 存在することを認識し、その上で意識・尊重すること そのためには「 大 人 の共感」が必要になる ・他者には「周囲の 人

    間・ 人 間以外の 生 き物」が含まれる ・その他に「学問」もあるが「あらゆる異質なもの」全てが対象となり得る 「視点の探索」とは 他者との対話を通し、何を意図しているのか? 何を 大 切にしているのか?を確認すること ・他者や集団の思想、主義、価値観、思考FW ・それらが形成された歴史的な経緯 「視点の探索」と「視点の取得」は相互依存関係 視点の数が増えることで、視座が上がり、視野が広くなる ・ 片 方 だけでは頭打ちになるので、常に双 方 を繰り返しながら視点を増やしていく ࢹ఺ͷऔಘͱ୳ࡧͱ͸ʁ
  28. 44 この概念は「Perspective taking」と呼ばれている そしてこれは認知的共感に含まれる要素である 共感には以下の 二 種類が存在する ①情動的共感( 子 供の共感)

    ②認知的共感( 大 人 の共感) ①は泣いている 赤 ちゃんを 見 ている 赤 ちゃんが泣き出すやつ ②は他者の情動状態・他者の 心 の理論を意図的に理解・認知する こと そして、相 手 の 立 場に 立 って理解すること ②の後者が「Perspective taking」と呼ばれる ࢹ఺औಘʹ͸ʮଞऀࢹ఺ͷऔಘʯ͕͔ܽͤͳ͍
  29. 多くの 人 は視座が 低いパティーン 近視眼になりがち 46 「視座」 視座とは地位ではなく、 自 分で

    高 めるもの 個 人 、所属集団(家族・会社・社会)における 未来がどうあるべきか?に対する当事者意識である 大 きな視野と複数の視点から統合・統 一 を 行 う 「視野」 複数の視点が 面 になった、もしくは 高 い視座から 見 えるもの 歴史・社会・技術・学問・業種・時間(過去から未来) などの領域を視野におさめ、個 人 と組織で可能な範囲が異なる 「視点」 経験・知識に基づく、ある対象に対する具体的な捉え 方 特定領域における抜け漏れを防ぐ 「視点」があれば「盲点」があり、多様性によって埋める ͦΕͧΕͷʮࢹʯʹ͍ͭͯ 視点が積み重なり 視野が広がり 視野が積み上がって 視座となる 実際には 双 方 向を 行 き来し 徐々に広げていく
  30. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ൪͸ࢹ࠲͕Ӊ஦·Ͱͷߴ͕͋͞Δͱݴ͑Δ   ⑩5 〜 N 人 称視点 ネストしたメタメタメタ 〜 認知 合理・ 言 語による限界 その先の世界にいる 宇宙的・ 自 我超越的視点 宇宙の中に埋め込まれている ことを意識的に体験 ※ 正直理解しきれていない 47
  31. 48 ࢹ࠲Λߴ͘͢Δʹ͸ࢥߟΛཱମԽͤ͞ ࣌ؒ࣠Λ෇͚Ճ͑Δඞཁ͕͋Δ ˞਺ཧϞσϧతʹ͸ద౰ɻ࣮ࡍ͸ෆఆܗͳ໘͕ੵΈ্͕ͬͯɺΞϝʔόΈ͍ͨͳཱମ͕Ͱ͖ΔΠϝʔδ ①視点と視点を繋ぎ 線とし 行 き来する 一 次元的思考

    【点と線】 ②線を重ね 面 にし 視野を得る 二 次元的思考 【 面 】 ③ 面 を重ね 立 体にし 視座を得る 三次元的思考 【 立 体】 ④時空を扱う 歴史という時間軸 大 陸・地球・宇宙 といった空間(③) 四次元的思考 【超 立方 体】
  32. ग़యɿEgo Development: Nine Levels of Increasing Embrace Susanne Cook-Greuter (2005)

    ⑦拡張3 人 称視点 自己 と他者を 過去と未来という時間 の中で 見 渡せる ⑧4 人 称視点 相対主義的思考 システムや 文 化の複雑 さに気付き、システム 外から全体視を 行 う ⑨拡張4 人 称視点 歴史・多種多様な 文 化 的 文 脈の中にいる 自己 相互依存関係に気付く    49 ࢛࣍ݩࢥߟ͕Ͱ͖Δͱᶉͷࢹ఺ΛಘΒΕΔ
  33. 50 ࢹ఺ɾࢹ໺ɾࢹ࠲͕มΘΕ͹ɺεΩʔϚ͕มΘΔ スキーマとは ・ものの捉え 方 の枠組み ・世界に対する認識の仕 方 例えば、 子

    供が 「 水 の中の 生 き物は全部 魚 」 という様に考えていたとする それがスキーマである 家族と 水 族館に 行 った時 こう思うでしょう 「 水 の中の 生 き物って 魚 だけじゃないんだ」 「 ⚪︎ ⚪︎ ってこういう意味だったんだ」 という感覚が学習である
  34. 51 εΩʔϚʢTDIFNBʣ͸ߏ੒ओٛʹొ৔͢Δ֓೦ ジャン・ピアジェ (フランス語: Jean Piaget, 1896年8 月 9 日

    - 1980年9 月 16 日 ) は、スイスの 心 理学者20世紀において 最も影響 力 の 大 きかった 心 理学者の 一 人 特に、 子 どもの認知発達について深く研究し、 その成果は教育学や 心 理学の分野に 大 きな影響を与えた 「構成主義」の提 示 する学習観とは、 人 が学ぶということは学習者が 自 ら知識をつくることである 学習者が 自 分の 言 葉で理解したり、 腑に落ちたと感じられたり(メイクセンス!)、 自 分 一 人 で実践できるようになったとき、 学びが起きる ݟͨ໨͕޷͖ɻौ͘ͳ͍ʁ
  35. ڞײͷఆٛ Ҿ༻ݩɿʮڞײʯ͢Ε͹ɺڞଘͰ͖Δʁ ~ ೴ͷ͘͠ΈͱจԽͷࢹ఺͔Β Does Empathy Help Us Coexist? --

    Cultural and Scienti fi c Perspectives ೔ຊՊֶະདྷؗ Miraikan - The National Museum of Emerging Science and Innovation
  36. ڞײʢͦΕΘ͔Δʙʣʹ͸ೋछྨ͋Δ Ҿ༻ݩɿʮڞײʯ͢Ε͹ɺڞଘͰ͖Δʁ ~ ೴ͷ͘͠ΈͱจԽͷࢹ఺͔Β Does Empathy Help Us Coexist? --

    Cultural and Scienti fi c Perspectives ೔ຊՊֶະདྷؗ Miraikan - The National Museum of Emerging Science and Innovation
  37. ৘ಈతڞײ࣌ͷ೴ͷ൓Ԡ Ҿ༻ݩɿʮڞײʯ͢Ε͹ɺڞଘͰ͖Δʁ ~ ೴ͷ͘͠ΈͱจԽͷࢹ఺͔Β Does Empathy Help Us Coexist? --

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