Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

アルゴリズム開発エンジニアの視点 〜PoCからProductionまで全てやり、生徒の学習体験...

atama plus
December 22, 2021

アルゴリズム開発エンジニアの視点 〜PoCからProductionまで全てやり、生徒の学習体験を向上させる〜/atama plus tech live 20211222 yasumoto

atama plusのアルゴリズム開発エンジニア 安本のatama plus Tech Live〜プロダクト系5職種の視点で、開発の裏側を徹底解剖!~1における登壇資料です。

atama plusでは、新しい教育を創り、社会を変えていく仲間を募集しています。
ご興味もっていただいた方はぜひご応募ください!

▼募集職種一覧
https://herp.careers/v1/atamaplus

▼その他参考資料
・atama+ culture code
Mission実現に向けて大切にしているカルチャーをまとめています
https://www.atama.plus/wp-content/uploads/2020/07/atama%EF%BC%8B-culture-code.pdf

・3分でわかるatama plusのエンジニア(プロダクト部門の全体像がわかるスライドです)
https://speakerdeck.com/atamaplus/about-atama-plus-engineer

・3分でわかるatama plus
https://speakerdeck.com/atamaplus/about-atama-plus

atama plus

December 22, 2021
Tweet

More Decks by atama plus

Other Decks in Business

Transcript

  1. 自己紹介 Algorithm Engineer @ atama plus Inc. • SIerでのR&Dエンジニア、AI StartupでのCTOを経て、2021年4

    月よりatama plusにジョイン。以降、一貫して atama+プロダクト のアルゴリズム開発に携わる。 • Like:機械学習/Deep Learning/強化学習/DDD(最近勉強中) • Hobby:料理/LEGO 2 安本雅啓 (もってぃ) @myasumoto
  2. ⓒ 2021 atama plus Inc. アルゴリズム開発エンジニアの役割 • レコメンドエンジンの裏で活躍する様々なアルゴリズムの、ロジック設計から実装ま で、一貫して担当します。 7

    習熟度の推定 問題難易度の推定 依存単元の抽出 問題のレコメンド 学習に要する 時間の予測 問題1 問題2 英語 数学 国語 理科 社会
  3. ⓒ 2021 atama plus Inc. アルゴリズムの開発プロセス(機能追加の例) 8 情報収集 仕様検討 PoC

    実装 A/Bテスト 運用 • 課題ヒアリング w/ UX(学習体験プランナー)・ DSチーム • どのようなアルゴリズムが使えそうかを、論文等も参照しながら調査 • 仕様検討 w/ UX・QAチーム • 場合によっては、オフラインで動かして、結果を検証 • パフォーマンスや保守性等を考慮して実装 • Unit Test、Feature Test w/ QAチーム • 場合によっては、A/Bテストを行うことで、効果を検証 • モニタリング w/ SRE・DSチーム
  4. ⓒ 2021 atama plus Inc. 具体事例:問題の出題順序の改善 9 背景 • 演習問題で、急に難しい問題が出てくることがあり、生徒がそこで詰まってしまうこ

    とがあった。 改善策 • 各問題の難易度を推定した上で、難易度の 昇順に問題をソートして出題する、ロジック の改善を行なった。 開発時 の工夫 • 既存のソートロジック(苦手な問題を先に出す等)もあるため、それとの整合性を保 てるかどうか、UX/QAチームと検討を丁寧に行なった。 • 最初から効果を正確に見積もることが難しかったため、A/Bテストを行い、学習効 率の向上効果を検証した上で導入を決定した。 問題C 問題A 問題B 問題D ⓒ 2021 atama plus Inc. #atamaplus_dev
  5. ⓒ 2021 atama plus Inc. アルゴリズム開発エンジニアの魅力 10 プロセスの全工程に携わることがで きるため、個別最適化に起因する問 題を未然に防ぎやすくなる!

    アルゴリズム設計とバックエンド開発 どちらの経験も積むことができる! • PoCだけで終わらせない。 • パフォーマンスチューニングもロジック・ インフラの両面からアプローチできる。 • 週に1度の論文読み会で最新の手法を キャッチアップ。 • ユーザ数増加に対応するためのアーキ テクチャ変更等の経験もできる。 ⓒ 2021 atama plus Inc. #atamaplus_dev
  6. ⓒ 2021 atama plus Inc. 【宣伝】note公開中です! 12 https://note.com/atamaplus_de v/m/m9c1547900690 •

    「AI×教育」をテーマにした論文の 紹介 • アルゴリズム開発エンジニアの開 発プロセス/事例紹介 などを紹介しています。