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20220425_RPAの概要とWinActorについて

たまい
April 25, 2022

 20220425_RPAの概要とWinActorについて

たまい

April 25, 2022
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  1. RPAの概要と
    WinActorについて

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  2. 自己紹介
    たまい @inaho3517
    本 名 : 蓑原 馨
    職 業 : RPAエンジニア
    所 属 : ヒューマンリソシア株式会社
    出 身 地 : 広島県
    最頻出没地 : バンテリンドーム

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  3. アジェンダ
    1. RPAの概要
    2. なぜ世間はRPAを推すのか
    3. どうやって推進していくか
    4. まとめ

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  4. アジェンダ
    1. RPAの概要
    2. なぜ世間はRPAを推すのか
    3. どうやって推進していくか
    4. まとめ

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  5. RPA(Robotic Process Automation)
    パソコンで操作できるいろんなツールを活用して
    ホワイトカラー業務(主に定型作業)を
    効率化・自動化すること
    1.RPAの概要
    ロボットによる業務自動化

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  6. RPAで可能な主な操作

    キーボードやマウスなどの画面操作

    ディスプレイ画面の文字、図形、色の判別

    別システムのアプリケーション間のデータの受け渡し

    社内システムと業務アプリケーションのデータ連携

    アプリケーションの起動や終了

    スケジュールの設定と自動実行
    1.RPAの概要

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  7. 1.RPAの概要
    実現できる具体的な定型作業
    パソコン画面上のほとんどの作業が可能
    ダイレクトメールの発送業務
    メールの問合せ履歴管理
    ビジネスチャットへの完了通知
    データ入力
    ・ERP(統合基幹業務システム)
    ・SFA(営業支援システム) など
    受注業務
    伝票記入業務
    顧客管理・在庫管理のシステム
    データの集計
    データのフィルタリングやチェック

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  8. 1.RPAの概要
    ① コスト削減
    単純作業にかかる人件費やアウトソーシング費を抑えることが可能
    ② 生産性向上
    大量の作業をスピーディに質を落とさず業務を遂行することが可能
    ③ 売上拡大
    定型業務を効率化し、人間は企業の収益に直結する業務により専念できる
    ④ 人的ミスの防止
    正確に業務を遂行することが可能
    (心理的プレッシャーに伴うヒューマンエラーやケアレスミスをゼロに)
    RPAの活用で得られるメリット

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  9. 1.RPAの概要
    RPAの開発方法
    ① レコーディング
    操作内容の記録をとって後ほど手動で編集する。
    ② 手動編集
    あらかじめ用意された部品を組み合わせて処理を編集する。
    RPAの操作方法
    オブジェクト認識 確実
    エミュレーション
    座標認識
    画像認識 不確実

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  10. アジェンダ
    1. RPAの概要
    2. なぜ世間はRPAを推すのか
    3. どうやって推進していくか
    4. まとめ

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  11. 2.なぜ世間はRPAを推すのか
    少子高齢化に伴う生産労働人口の減少(労働資源不足の課題)
    左図出典:総務省/令和3年版高齢社会白書 より引用
    人口の減少は確定的
    企業体力のあるうちに、可能な限りの手法を
    駆使して事業運営の継続を図る必要がある。
    効率化・IT化の促進をしてリスクに備えない
    と競合他社との競争に負ける一方になる。
    RPAは初心者でも扱いやすい
    デジタルワーカーも作れる

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  12. 2.なぜ世間はRPAを推すのか
    出典:経済産業省/DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~ より引用
    システム老朽化を
    放置し続けると
    将来大損失を被る
    システムの入れ替えが出来ない場合
    すべてを手作業で実行しなければな
    らないかもしれない。
    仮にシステムの入れ替えが成功した
    としても、最終的なデータの微調整
    は現場担当者が負担することになる
    かもしれない……!
    最終的に対応するのは
    現場担当の方々

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  13. アジェンダ
    1. RPAの概要
    2. なぜ世間はRPAを推すのか
    3. どうやって推進していくか
    4. まとめ

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  14. 3.どうやって推進していくか
    現場でのRPA活用の傾向について
    ・ RPAツールを熟知している現場担当者がいれば活用が進む。
    ・ 担当部署を作るか作成できる人員が増えれば活用が進む。
    ・ ロボットのおかげで楽できることが認知されれば促進につながる。
    ・ 活用促進により、他の業務も自動化可能か打診されることが増える。
    ・ 挑戦するメンバーには手厚いフォローが必要。
    ・ 作成後のロボットは定期的に保守しないと活用度合が減っていく。
    ・ エラーが頻発するロボットを作ると、活用が敬遠されがちになる。
    安心して取り組める環境があれば活用が進む

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  15. 3.どうやって推進していくか
    WinActor は 初学者でも扱いやすいツール
    • ロボットの組み立て方がフロー図で処理の流れが読みやすい
    • ツールが日本語対応している
    • 変数やプロパティの設定が分かりやすい
    • エラーも日本語で返ってくる
    • 日本語のナレッジが豊富

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  16. 3.どうやって推進していくか
    WinActor は 初学者でも扱いやすいツール
    • ロボットの組み立て方がフロー図で処理の流れが読みやすい
    • ツールが日本語対応している
    • 変数やプロパティの設定が分かりやすい
    • エラーも日本語で返ってくる
    • 日本語のナレッジが豊富

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  18. 3.どうやって推進していくか
    WinActor は 初学者でも扱いやすいツール
    • ロボットの組み立て方がフロー図で処理の流れが読みやすい
    • ツールが日本語対応している
    • 変数やプロパティの設定が分かりやすい
    • エラーも日本語で返ってくる
    • 日本語のナレッジが豊富

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  20. 3.どうやって推進していくか
    WinActor は 初学者でも扱いやすいツール
    • ロボットの組み立て方がフロー図で処理の流れが読みやすい
    • ツールが日本語対応している
    • 変数やプロパティの設定が分かりやすい
    • エラーも日本語で返ってくる
    • 日本語のナレッジが豊富

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  22. 3.どうやって推進していくか
    WinActor は 初学者でも扱いやすいツール
    • ロボットの組み立て方がフロー図で処理の流れが読みやすい
    • ツールが日本語対応している
    • 変数やプロパティの設定が分かりやすい
    • エラーも日本語で返ってくる
    • 日本語のナレッジが豊富

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  25. 3.どうやって推進していくか(おまけ)
    ① 自分でトライすると決めた人から機会を増やす
    まずはできる人を増やす。人選は自分から希望する人を優先。
    質問しやすい空気を作る。
    ② アウトプットで知識の定着度の向上を図る
    社内勉強会で、復習してもらうのと同時に、会社内の認知度を上げる。
    別の作成者の作ったフローを見直して、作り方の引き出しを増やす。
    ③ 会社として体制を作ってもらう
    定期的に一定の時間や費用をかけて勉強できるよう体制を調整していただく。
    リスキリングの取り組みとして勉強会や報告会を開催できるようにする。

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  26. アジェンダ
    1. RPAの概要
    2. なぜ世間はRPAを推すのか
    3. どうやって推進していくか
    4. まとめ

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  27. 4.まとめ
    ① RPAは業務自動化の手段の1つ
    一番大切なのは、業務自動化することでみんなが幸せになること。
    RPA以外にも改善できる手立てがないか探してみる。
    ② RPAツールは初心者でも取り組みやすい
    プログラミングに挑戦するのに最適といえるが、継続するためのフォロー体制も必要。
    学習に取り組みやすく失敗を許容する、心理的安全性の高い体制を作ることが重要。
    ③ 業務自動化が当たり前の空気を醸成する
    活用を通じて、業務効率化を具体的に意識してマインドセットを変えるきっかけにする。
    自動化できる仲間を増やして自動化ファーストで考えることが当たり前の空気をつくる。

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