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20250714_武蔵野美術大学_クリエイティブリーダーシップ特論 .pdf

20250714_武蔵野美術大学_クリエイティブリーダーシップ特論 .pdf

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Kimura Atsunobu

July 14, 2025
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  1. 1 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 人口減少時代の社会システムデザイナ― ~縦割りを打破して

    自分たちで都市/地域をつくるアプローチ~ 2025.07.14 武蔵野美術大学 クリエイティブリーダーシップ特論 木村 篤信 地域創生Coデザイン研究所(NTTグループ) ポリフォニックパートナー (一社)日本リビングラボネットワーク 代表理事 東京理科大学 客員准教授
  2. 2 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs トピックス •リビングラボ書籍の紹介

    •リビングラボのプロジェクト事例(福岡県大牟田市) •共創プラットフォームのメカニズム研究(徳島県神山町) •共創プラットフォームはどういう役割を果たすべきなのか?
  3. 4 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 学術領域紹介 情報科学

    (キーワード:情報デザイン、ヒューマンインタフェース、 インタラクション,CSCW,VR) デザイン学 (キーワード:サービスデザイン,デザイン態度, コ・デザイン、参加型デザイン,リビングラボ, ソーシャルデザイン) システムデザイン理論 (キーワード:社会システム,トランジション(転換), ウェルビーイング,公共政策,地域社会、 ソーシャルイノベーション) 学会活動 日本デザイン学会,ヒューマンインターフェイス学会,情報処理学会,電子通信情報学会,サービス学会,共創学会,人間中心設計推進機構等 人と人がコミュニケーションし,関係を築いていく暮らしを, より面白く,豊かに,効果的にするためには,情報デザ イン、ヒューマンインタフェース、インタラクション,CSCW、 VR/ARなどの情報技術の研究が必要になります. 新しいメディア体験を創出するために,遠隔コミュニケー ションを活性化するための五感フィードバックに関する研究 や,日常的な会話や出会いの場を支援するコミュニケー ションメディアの研究を行ってきました. 社会に意味のある価値を探索し、社会実装するためには, 既存の社会の枠組みや役割に囚われない,セクターを 超えた共創のデザイン方法論が必要になります. 企業・行政・市民活動において,誰もがデザインに取り 組むために必要な手法や環境設計の方法論を研究し, ガイドブック・ツール等を開発するとともに,企業のビジネス 開発,行政の計画策定,地域のコミュニティづくりの実 践を行ってきました. ウェルビーイングな社会を実現するためには,現象的な問 題だけに取り組むのではなく、問題の構造(社会システ ムのエラー)を捉え,また一方で生活者のリアルなナラ ティヴを捉え,システム世界と生活世界の両面をハッキン グしながら転換する第三のデザイン(システムデザイン理 論)が必要になります. 福岡県大牟田市などで団体を立ち上げ,システム転換 を志向する統合的な実践と社会システムデザイン方法論 の提案を行うとともに,愛知県、奈良県、東京都など他 地域での展開を行っています。 NTT研究所 地域創生Coデザイン研究所 東京理科大学等 (一社)日本リビングラボネットワーク
  4. 5 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 木村 篤信

    (Kimura Atsunobu) Profile 地域創生Coデザイン研究所(NTTグループ) ポリフォニックパートナー 日本リビングラボネットワーク 代表理事 東京理科大学 客員准教授 東京電機大学/東京都市大学/大阪樟蔭女子大学(予定) 非常勤講師 生駒市「緑の基本計画改定懇話会」 有識者(リビングラボ) デジタル庁 認定Well-beingファシリテーター JST RISTEX「ケアが根づく社会システム」 領域アドバイザー 日本デザイン学会 情報デザイン研究部会 幹事 大牟田未来共創センター パーソンセンタードリサーチャー 京都大学デザインイノベーションコンソーシアム/ソーシャルビジネスネットワーク フェロー 横浜市PTA連絡協議会 理事 実践:社会課題解決/ソーシャルビジネス開発 研究:共創/リビングラボ/社会システムデザイン 教育:サービスデザイン/ソーシャルデザイン ⑧ ⑨ ⑩ 地域経営主体(中間支援団体)運営/伴走 地域共創拠点構築・運営 事業開発,政策立案,コミュニティ開発 学術論文・書籍 メディア・書籍取材 (人手不足、ウェルビーイング、民主主義、自律共生等) 大牟田市、奈良市, 岡崎市,生駒市, 八丈町,神山町, 天川村,佐渡市, 小松市、尼崎市 浦添市など 教育機関 非営利活動
  5. 6 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボとは Carayannis,

    E.G., Campbell, D.F.J., 2009. “Mode 3″ and “Quadruple Helix”: toward a 21st century fractal innovation ecosystem. Int. J. Technol. Manag 46, 201. 4重螺旋モデル:Quadruple Helix Model モノ・コトをつくるときに 生活者と行政・企業・大学が共に 暮らしの場(リビング)において 試行錯誤(ラボ)をする活動・場 (人口減少時代の社会課題解決に必要な 方法論 ≒コレクティブ・インパクト) デンマークのスマートシティ研 究者とともに、日本初のリビ ングラボ書籍(教科書)を 刊行。全国30カ所で対話イ ベント実施予定。 千葉工業大学(情報学部・デザイン学部) 関西学院大学(イノベーション研究会) 官民共創HUB×東京大学(産官学民関係者) 徳島県神山町(地域創生関係者) リビングラボML トーク含めたLLイベント情報
  6. 7 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs さまざまな種類のリビングラボが日本にも増えてきている 政策イノベーションのためのリビングラボ

    (教育、介護予防、雇用、 移動交通、テクノロジー etc.) (大牟田、佐渡、会津、松本、神奈川MI-BYO・・・) 産業・ビジネス開発のためのリビングラボ (デスラボ、鎌倉リビングラボ、ナスコンバレー、つくばみんラボ・・・) 地方創生のためのリビングラボ (神山つなぐ公社、三豊, 丹後・・・) 公共施設開発・エリマネのためのリビングラボ (小千谷、小松、おやまち、たまプラーザ・・・)
  7. 8 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボとは『セクターを超えた共創活動』 Steen,

    K. & Bueren, E. (2017). The Defining Characteristics of Urban Living Labs. Technology Innovation Management Review, 7(7), 21–33. ※木村 (2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本 における構造的課題、(調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局 4重螺旋モデル:Quadruple Helix Model
  8. 9 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボプロジェクトの事例 生活者・自治体・企業が地域の現場で試行錯誤を重ねることで,社会課題解決をする

    サービスを開発し,社会実装する事例が増えている 子 ど も の 成 長 ( 妊 娠 週 数 や 生 ま れ て か ら の 月 日 ) が 一 目 で わ か り 、 予防接種スケジューリング機能がキラーコンテンツとなった【母子モ】 B t o G t o C な の で 、 ユ ー ザ と 自 治 体 の 、 双 方 が よ り 便 利 で 使 い や す い サ ー ビ ス に し て い く 必 要 が あ っ た . た と え ば 、 紙 の 母 子 健 康 手 帳 の 内 容 の 中 か ら 、 電 子 化 す る べ き 項 目 を 取 捨 選 択 す る こ と に も 悩 ん だ が , 実 際 に 子 育 て し て い る 人 へ の ヒ ア リ ン グ や 、 母 子 健 康 手 帳を何 度 も 読み 込み な が ら 開 発を 行 った . 今で は約 400 の 自 治 体で 導入さ れ て いる. 高 齢 者 サ ー ビ ス に 民 間 の 力 を 使 う こ と で 、 介 護 保 険 給 付 や 税 金 の 支出を減らせる乗り合い送迎サービス【チョイソコ】 未要 介護認定高齢者への調査で 「徒歩移動がつ ら い ・きつ い 」 「 バスの本数が少な い 、時 間 が 合 わ な い 」 な ど 不安 や 不 便 を 感 じ る 声 を 掴 ん だ 自 治 体 の 福 祉 担 当 ・ 公 共 交 通 担 当, ア イ シ ン は , 大 量 輸 送 で は な い 「 少 数 輸 送 」 の サ ー ビ ス が 地 域 に 必 要 と い う 目 的 意 識 を 共 有 し 、 バ ス と タ ク シ ー の 特 徴 を い い と こ 取 り し た サ ー ビ ス を 開 発 し た. 現 在 , 全 国 30 地域に展開さ れている .
  9. 10 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボの3つの系譜 系譜1:現場で学びを得る科学へ

    系譜2:みんなに開いてつくる文化へ 系譜3:使うものを自らつくる権利へ
  10. 11 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 系譜1:シチズンサイエンス(現場で学びを得る科学へ) 実験科学[Lewin,1946;Kawakita,1967;Neisser,1978]や市民科学

    [Short,1992;Wood,1993]の分野では、限定的な環境での試行実験の限 界に対して、アクションリサーチ、野外科学、PBLなどの実環境での実践や検証 が重要視された。リビングラボの概念の提唱者として知られるWilliam J. Mitchellは建築分野でこの取り組みを行った人物である[Mulvenna;2011]。 特徴 • 実環境下(real-life setting) • 生徒の巻き込み(student involvement) • エンパワーメント(empowerment) ※川喜田(1967)発想法―創造性開発のために, 中央公論社. 1990年代から実験科学・市民科学の分野でLiving Labと名前の付い た活動が行われている • “The Living Lab is a pilot program teaching estuarine issues to junior and senior high school students.” (Short, 1992) • “The program has a room in the residence quarters of the YMCA called the ‘’Living Lab.” This laboratory is an opportunity for a youth to gain practical experience living on his or her own while receiving support from staff, DYFS and other agencies.” (State of New Jersey, 1993) • “From using the environment as a living lab to enhance your science and math studies to using it to help inspire your students to create poetry, there are many innovative ways to promote outdoor experiences with your students.” (Wood et. al., 1993)
  11. 12 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 系譜2:オープンイノベーション(みんなに開いてつくる文化へ) 1980年代にパーソナルコンピューターが普及したとき、人としての使いやすさに焦点を当てたユーザ中心設

    計Norman(1986)が提唱された。これは限定的な関係者による設計の限界に対して、実際のユー ザの巻き込むアプローチであり、その後サービスデザイン[Stickdorn;2012]などに拡張されていった。また、 企業イノベーションにおけるオープンイノベーション[Chesbrough;2003]や行政運営における市民参加の 梯子[Arnstein;1969]など、さまざまなセクターのモノづくり(コトづくり)においても、関係者に開いてつく る文化(デザインの民主化)へのシフトが志向されている。 特徴 • ユーザの巻き込み(user involvement) • 共創(co-creation) • 価値協創(joint-value) • ガバナンス(governance) ※D.A. Norman, (1990)誰のためのデザイン?,新曜社. Human Computer Intaraciton(HCI)の分野では、ジョージア工科大学の Aware Home Projectが1999年にLiving Laboratoryという概念を取り上げ て研究を行った(Cory et al.1999) 欧州委員会は2013年のダブリン宣言で、オープンイノベーション2.0をオープンイノ ベーションの新たなパラダイムとして考え、欧州全体で推進していくこと ・ 世界に発信し ていくことが決議され、「Open Innovation 2.0 Yearbook」では、Living Lab が多く取り上げられている
  12. 13 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 系譜3:参加型デザイン(使うものを自らつくる権利へ) 北欧リビングラボの源流と言われる参加型デザイン[Nygaard,1975]は、社会民主主義

    的な理念を持ち、生活者やユーザの権利として、自らが身の回りにある組織構造やプロセス (社会技術システム:Socio-technical system[Trist,1951])に対して主体的に関 わっていくことが基本的な考え方となっている。形を持つ製品から、形を持たないサービス、さ らには組織や社会についてまで、それを設計・運用することに主体的に関わる活動が展開さ れてきた。 特徴 • エンパワーメント(empowerment) • 自発性(Spontaneity) • ガバナンス(governance) • ラピッドプロトタイピングと評価(rapid prototyping & testing ) ※S. Bodker et al. (2021) Participatory Design, Springer. 職場の生産性を高めるために技術システムを導入したい経営者と、自分たちの 労働の現場に技術システムを入れることに不満を持つ労働者との対立に対して、 第3の道として、民主主義的な方法で問題解決を図ったのが参加型デザイン ノルウェー鉄・金属労組の技術プロジェクト(1970年~) スウェーデンのDEMOSプロジェクト(1975~1979年) デンマークのプロジェクトDUE(1977~1980年)など
  13. 14 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボが示すパラダイムの変化 参加型デザイン(Participatory

    Design)や現場型デザイン(Contextual Design)ではなくリビングラボに拘る理由は、大切なことは形式的な“参加”、“現場”で なく、「自らの暮らしを試行錯誤しながらつくること」だと考えているから WHERE 現場で 学びを得る WHO みんなに 開いてつくる WHY 使うものを 自らつくる
  14. 15 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 組織のデザインと社会のデザイン 科学の与えるのは世界像であって世界観でなく、しかるに哲学の求めるのは世界観

    である。世界像は客観的な見方において形作られるものであるに反して、世界観は 主体的な見方において形作られるのである。前者は世界の対象的把握であり、後者 は世界の場所的自覚である。 三木清「哲学入門」岩波書店, 1940
  15. 16 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs フェアな価値創出を促すCoデザイン/リビングラボのパラダイム 提供者

    (企業/行政) 客体的な関係性 (サービス提供/利用) フェアなパートナー関係 共に主体的な関係性 (学び合い相互に変容) 利用者 (市民) C o デ ザ イ ン リ ビ ン グ ラ ボ 一 般 的 な サ ー ビ ス デ ザ イ ン パラダイムの変化 一方的な提供者-利用者関係 提供者 (企業/行政) 利用者 (市民) 協働をしても、セクターの枠組みに縛られ 部分的な問題解決になりやすい セクターを超えて本質的な 価値を探索できる枠組み ・人口ボーナス期 = 拡大・成長期 ・潤沢な供給リソース と需要 ・官僚組織による計画 的マネジメント ※広井(2019)人口減少社会の デザイン, 東洋経済新報社. ・人口オーナス = 定常期※ ・ひっ迫した供給リソー スと減らない需要 ・共創によるアジャイ ル・ガバナンス (デジタル活用、プラットフォー ムビルダー化) 社会背景 市民のアップデート 政策のアップデート Techのアップデート
  16. 19 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 日本のリビングラボの年表と分布 2005.03

    仙台フィンランド健康福祉センター 2006.09 Lions Living Labo 2010.01-2014.03 湘南リビングラボ 2010.11 経産省 情報政策課 リビングラボ紹介 「情報政策の要諦ー新成長戦略におけるIT・エレクトロニクス政策の方向性」 2011.10 みんなの使いやすさラボ(みんラボ) 2011.12 BABAラボ 2012.08 富士通総研 リビングラボ研究レポート 2012.10 おたがいさまコミュニティ 2013.02 Living Lab Tokyo 2013.07 Virtual Living Lab 2014.12 松本ヘルスラボ 2015.01 三浦リビングラボラトリー 2015.04 子育てママリビングラボ 2015.09 Cyber Living Lab 2016.01 第5期科学技術基本計画(Society5.0) 2016.01 八千代リビングラボ 2016.06 みなまきラボ 2016.07 産総研スマートリビングラボ 2016.07 東急WISE Living Lab 2016.11 鎌倉リビング・ラボ ほか5件 2017.01 井土ヶ谷アーバンデザインセンター(井土ヶ谷リビングラボ) 2017.05 ともに育むサービスラボ(はぐラボ) 2017.06 福岡ヘルス・ラボ 2017.09 経産省 ヴィンテージ・ソサエティ構築実証事業(リビングラボ4 件) 2017.09 神奈川ME-BYOリビングラボ 2017.10 高石・僥倖リビング・ラボ 2017.12 ドリームハイツ ヘルスケア リビングラボ(とつかリビングラボ) ほか9件 2018.02 大牟田リビングラボ 2018.03 横浜リビングラボ創生会議 2018.04 第一回リビングラボネットワーク会議 2018.04 こまつしまリビングラボ 2018.07 経産省 「未来の教室」実証事業(大牟田リビングラボ含む4件) 2018.10 サイクル・リビングラボ 2018.11 地域共創リビングラボ ほか10件 2019.02 Well Being リビングラボ 2019.03 第二回リビングラボネットワーク会議 2019.10 岡山リビングラボ ほか3件 2020.07 関内リビングラボ 2020.08 厚労省 「介護ロボットの開発実証普及のプラットフォーム事業」 (リビングラボ6件) 2020.03 経産省 リビングラボにおける革新的な社会課題解決サービスの 創出に係る調査「リビングラボ導入ガイドブック」 2020.10 おやまちリビングラボ 2020.11 奈良リビングラボ ほか8件 凡例) オレンジ色:日本全体の動き 黒色:他の日本での取り組み ※木村 (2021)「高齢者を支える技術と社会的課題」第5章 リビングラボの可能性と日本における構造的課題、 (調査資料2020-6)国立国会図書館調査及び立法考査局を元に作成 日本のリビングラボデータベース (100件以上のリビングラボが存在) ※日本リビングラボネットワーク 実践事例部会調べ ( 2023/04 時点 ) 佐渡自然共生ラボ 大牟田LL おやまちLL 丹後LL 鎌倉LL 未来LL 磯子杉田LL みんなのまちづくり スタジオ ふじみ野LL はぐラボ むlabo TEN no KUNI Folke LLs Academy
  17. 20 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 日本リビングラボネットワーク(JNoLL)の活動概要 日本において共創やリビングラボの実践がさらに活性化し、普及することを目指して、設立。多様なステークホルダーが立場

    を超えてフラットにつながり、実践知や課題を共有し合うことで、さらなる実践や成果をもたらす場や機会をつくり出している。 また、リビングラボのポータルサイトでの情報発信や、支援サービスの提供も行っている。 ❸リビングラボ運営者支援サービス ❶リビングラボ実践者/ 研究者ネットワーク ❷実践を支えるフレームワークの 研究開発 チーム組成& ビジョン形成 計画立案・共有 予算・ 契約 具体的な 共創 価値の振返 り・発信 国内実践者・研究者と共に、事例対話の分析を通じて 実践支援の核となるフレームワーク等を研究開発 25地域を超える実践者が集い、コアチームを組成し、 実践者による実践者のためのコミュニティを運営。 1000名を超えるリビングラボ関心層に発信可能なネットワーク (企業7割,自治体2割,研究者1割) 研究開発の知見を核に、体系化されたリビ ングラボ運営者支援メニューを開発・提供 リビングラボML
  18. 22 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs ❷実践を支えるフレームワークの研究開発 科研費・共同研究・トヨタ財団助成PJ・国会図書館調査等

    ▼トヨタ財団:2022 先端技術と共創する新たな人間 社会の助成プロジェクト 「Infrastructuring Living Labs: リビングラボ実践を支 えるインフラストラクチャ構築」 ※顧問秋山氏、理事 赤坂氏、パートナー安岡氏・中谷 氏によるPJ(2023-24) DX・デザイン思考・地域創生関 係の講演・アドバイザー委嘱等 ※代表理事・理事含め多数 国立国会図書館調査資料2020-6 ※代表理事木村による論文 リビングラボ国際会議での Top Selected Paper受賞 ※代表理事木村による論文 https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidep o_11656225_po_20200606.pdf?contentNo =1 https://codips.jp/news/20231004/ https://codips.jp/news/20220920/ ▼文部科学省 科研基盤研究(C) 「地域の共創基盤としてのリビングラボのアウトカムを評価す る標準フレームワークの構築」 ※パートナー坂倉氏によるPJ(2024-27) ▼徳島県神山つなぐ公社 共同研究 「地域創生事業組織のプラットフォームとしての 間接的アウトカムの特定に関する研究」 ※パートナー坂倉氏・代表理事木村氏・理事 長島氏・原 口氏によるPJ(2024)
  19. 24 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボ・トーク シリーズ

    組織・セクターを超えた価値共創について対話したい人はぜひご登録ください デンマークのスマートシティ 研究者とともに、日本初の リビングラボ書籍(教科 書)を刊行。全国30カ所 で対話イベント実施予定。 ▼当面の予定 ・5/28~ in Muture Podcast 公開中 (Muture CEO 莇大介さん共催) ・7/7(月) in 山田崇ラジオ 公開中 (元日本一おかしな公務員、現NTTドコモ 山田崇さん共催) ・7/20(日)in 西粟倉 (むらまるごと研究所 秋山淳さん共催) ▼今後の予定 ・Biotope 佐宗邦威さん共催 in関東 ・東北芸術工科大学 森一貴さん/ふくまち大学 高野翔さん共催 in鯖江 ・「コデザイン」著者/立命館大学 上平崇仁さん共催 in関東 ・ミラツク/エッセンス 西村勇也さん共催 in京都 ・PYNT 吉備 友理恵さん共催 in飯田橋 ・北海道大学 土井將義さん共催 in北海道 ・浦添市 松岡竜太さん、榎本雄太さん共催 in 沖縄 ・コンセント 長谷川敦士さん、小山田那由他さん共催 in恵比寿 ・アクタント 南部隆一さん共催 in 関東 ・インフォバーン 井登友一さん、白井洸祐さん共催 in渋谷/京都 ・ここにある 藤本遼さん共催 in 尼崎 等多数企画中 リビングラボML トーク含めた国内のLLイベント情報 『はじめてのリビングラボ』NL 書籍の中身やトークに関するつぶやき
  20. 27 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 大牟田未来共創センター(ポニポニ)の設立(2019~) ⚫

    「認知症」や「高齢者」などの福祉に閉じた課題設定や取り組みでは、地域においてさまざまな領域で生み出される社会 課題や地域創生を視野に入れたアプローチが難しい状況であった ⚫ 認知症ケアで見出されたコンセプトを深め、セクターや領域における縦割りを横断し、既存の社会システムから“独立しな がら埋め込まれる主体”として官民協働で大牟田未来共創センターを設立した(2019年4月) 大牟田未来共創センター 大牟田市 地域資源 地域・住民 縦割りの打破(調整)、政策展開支援 ビジョンの共有 共創 共創 地域資源の価値を再構築 地域・住民との協働 福 祉 教 育 産 業 地域内のアクター (市民団体、 地場企業など) 地域外のアクター (国内外企業、 研究機関等) ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ 国 予 算 制 度 事 業 基礎 自治 体 予 算 制 度 事 業 地域 実 践 取 組 対 象 多世代・横断 政策的統合 大牟田未来共創センター 統合的 アプローチ 計画 統合的実践 支 援 支 援 モデル提案
  21. 30 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 忖度と縦割りによる 地域/組織における「議論・意思決定」のボトルネック

    たとえば、介護予防がテーマで、医者、看護師、行政職員、市民が議論しているとすると、 以下のようなボトルネックが発生する 医師 行政職員 看護師 市民 関係性上、言いたい ことが言えない 専門的な知識が なくて話しづらい 民間人の発言には 気を遣う 権力があり自分だけ の目線で語りがち
  22. 31 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 忖度と縦割りによる 地域/組織における「議論・意思決定」のボトルネック

    空気社会、縦割り構造の日本においては、特に、現場の価値に根差した議論が深まりず らい構造(ボトルネック)がある アイデア出し ディスカッション 意思決定・優先順位付け 意見交換 (ポジショントーク) 目標・目的/論理・根拠 ビジョン・判断基準・制約 議 論 の 広 が り 議論の深まり 地域のイベント (WS等) 多くの審議会・協議会 ・業界団体内 ほとんど存在しない (「意見交換」化している) 意思決定者が決定 地域/組織における「議論」 地域の 審議会 企業の 経営会議 地域の 審議会 企業の 経営会議 アイデアの広がり 当事者参加:多 (市民、現場担当者、ユーザ) 当事者参加:少 当事者参加:なし 磨かれた意見 選ばれた意見 決定された施策 当事者参加:- それぞれ、担う役 割としての意見は ある(公式見解)
  23. 32 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 複数の生成AIが対話する新たな技術のユースケース探索 NTT研究所が掲げる「技術コンセプト」に対して、

    地域の産業・福祉課題、また意思決定プロセスの課題等の リアリティを踏まえたユースケース・UI・UXの具体化をすることに 大牟田リビングラボが伴走
  24. 33 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 自治体職員 ・審議会などを開くが、ポジショントークで終わり、

    議論が深まらない ・統合的に政策課題を議論する場がない 企業担当者 企業の意図 複数の生成AIが多様なアイ デアを出す機能検証から、 空気社会において議論が深 まらないという地域の構造的 課題の解決へと課題設定を 変更 地域住民/事業者 複数の生成AIが対話する新たな技術開発を 行っているが、具体的に社会や地域のどの場面で 有用に使えるのかユースケースが見えていない ・従来の年功序列や忖度などで、限界に近付い ている地域の現状が変わって行かない ・地域の未来についてフラットに話す機会がない 地域の意図 企業がリビングラボへ支払う対 価(資金)を活用し、 地域の統合的な政策課題を 従来の慣習(空気社会にお ける議論の場)から離れて議 論できる仕組みづくり検討 大牟田リビングラボでのあるプロジェクトの始まり 大牟田リビングラボ 課題の再設定・ 統合的実践
  25. 34 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域には多くの「会議」がある 一方で、「議論」になりづらい

    (構造的な問題) テクノロジーが発展している 現状、効率化への活用 積極的な議論・意思決定 (やらないことを決める) 「人の可能性を引き出す」 テクノロジーの活用 労働供給制約と呼ばれる構造的な人手不足 地域の議論における構造的問題を解決する「会議シンギュラリティ」 ①大牟田における中小 企業の生産性向上に 向けた施策の検討 ②大牟田における 介護予防施策の検討 議論・意思決定が 必要な地域のテーマ 知識はあるが文脈を読まない AIの発言機能
  26. 35 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs ・本イベントの趣旨説明 ・生成AI技術についての説明

    テーマ:中小企業支援&介護予防 |開会 15分 ・AIたちによるアイデア出し (パート1) ・個人ワーク→グループ内共有→全体共有 |会議前半 40分 |休憩 ・AIたちによる議論 (パート2) ・個人ワーク→グループ内共有 ・グループワーク→全体共有 |会議後半 45分 ・アンケート記入等 |閉会 5分 会議シンギュラリティの流れ
  27. 37 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 人間が安心して発言できる場で「AI同士の発言」を見る効果 AIが余白のある80点程度の発言

    人間側が無礼講状態になり、発言可能な領域が増えた 同じ属性の専門家がAIに付け足す・批判するなど発言が引き出された 通常言いづらい関係でも、AIが 空気を読まずはっきりと批判
  28. 39 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs AI体験デザインのアプローチ 効率性

    創 造 性 これまでにない 可能性を 引き出してくれるAI 前例を踏まえて 妥当な解を 導いてくれるAI
  29. 40 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 事例:地域事業者・行政職員等と考える生成AI技術 (1)技術・社会実装課題

    ・複数の生成AIが多様なアイデアを出す という技術コンセプトが資する、具体的な 社会課題が見えていない (2)生活課題 ・従来の年功序列や忖度などで、限界に近付い ている地域の現状が変わって行かない ・地域の未来についてフラットに話す機会がない (3)政策課題 ・審議会などを開くが、ポジショントークで終わり、 議論が深まらず、統合的に政策課題を議論する 場がない (4)課題の捉え返し ・地域の持続に向けた「問題の根源 ※1,2」の議論がないと、多様なアイデアは 無意味 ※1:生活を維持するための労働⼒を日 本社会は供給できなくなる(古屋) ※2:地域間・男女間の賃金格差や、 様々な場面にある. アンコンシャス・バイアス (無意識の思い込み)(冨山) 技術の 社会実装課題 リアリティを踏まえた 生活・政策課題 有識者知見に基づく 課題再設定 地域の現場での プロトタイピング (5)会議シンギュラリティ それぞれの課題が重なる領域を捉え返し 新たな課題「自分の言葉が出る会議」を 設定 ・具体的な示唆を得ることができる場とし て、知識はあるが文脈を読まないAIの発 言機能を活用した議論・意思決定ができ る会議「会議シンギュラリティ」を企画・開 催
  30. 41 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs Coデザイン/リビングラボの事例: 専門職・行政職員等と考えるヘルスセンサー技術

    (1)技術・社会実装課題 ・睡眠センサー・電⼒センサーを活用した 軽度認知障害の検出アルゴリズムの開発 をしている ・他地域で実証実験を行う際、参加者が 集まらない。何が足りないか検討がつかな い。 (2)生活課題 ・高齢者扱いをされる「デイサービス」、高齢者だ けが集まる「サロン」以外の居場所がない (3)政策課題 ・介護予防、地域の担い手不足への対応におい て、高齢者の想いや意欲を中心に据え、引き出 すような施策が検討・実施できていない。 (4)課題の捉え返し ・参加へのためらいの背景には、「体調の変 化、特に疾病の予兆をあらかじめ知る」とい うことへの不安や恐れがあり、さらに「セン サーを介して知る」ということがその不安や恐 れを大きくしているのではないか。 (村瀬、上岡、石川、北嶋) 技術の 社会実装課題 リアリティを踏まえた 生活・政策課題 有識者知見に基づく 課題再設定 地域の現場での プロトタイピング (5)わくわく人生サロン それぞれの課題が重なる領域を捉え返し 新たな課題「知ることのデザイン」 を設定 ・具体的な示唆を得ることができる場とし て、一人ひとりにフォーカスした場で多様な 人に出会い、ユニークな「自分を知り直 す」わくわく人生サロンを企画・開催
  31. 43 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs Coデザイン/リビングラボの事例: 建築専門家・行政職員等と考えるスマートシティ技術

    (1)技術・社会実装課題 ・IoT、音声アシスタント、家電遠隔操作 アプリなど、Well-beingに暮らすスマート シティ・スマートホームに関する設計手法 の研究に向けて、従来の技術を設置する だけのアプローチに限界を感じている (2)生活課題 ・市営住宅に住む高齢者の移転への不安、自 分の一部となっている ・住まい・住環境との別れの準備、新たな住まい への適応・住みこなし (3)政策課題 ・市営住宅の移転に伴う引越しにおいて起こる 「リロケーションダメージ(アイデンティティ・クライシ ス)」への対応が必要。 (4)課題の捉え返し ・「Well-beingに暮らし」は、豊かなアイデ ンティティ形成と不可分であり、それは「人と 社会」のみならず、「人とモノ」「人と住まい」 「人と空間」へ広がっている。一方で、「ス マートさ」は、それが形成される契機を奪う 可能性が孕まれているのではないか。 (伊藤、石井、三宅、篠原) 技術の 社会実装課題 リアリティを踏まえた 生活・政策課題 有識者知見に基づく 課題再設定 地域の現場での プロトタイピング (5) 「AR的モデルルーム」 ・これら3つが折り合うところに新たな課題「アイデ ンティティ形成を促す設計」を設定 ・具体的な示唆を得ることができる場として、アイ デンティティの再構成、新たな住宅との関わりを可 能とする、)「AR的モデルルーム」「住みこなし DIY」等の企画・開催
  32. 44 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 行政政策: 健康福祉総合計画策定・運用等

    人の意欲が発揮され人手不 足を解消するムーブメントを 生み出す「労働供給制約社 会・大牟田」 人の⼒を引き出 す職場づくり「超 短時間雇用」PJ ×東大等 みんなが自然と元 気になるまちPJ w/ モデル事業 ×NTTデータ等 Well-being な住まいPJ ×有明高専等 社会の本質に迫る 問いと対話のメディア 「湯リイカ」 ×SMBC等 「人々が主体的に共創できる社会」のモデルをつくる 「わたし」として扱われる場があたたまりを生む 公営住宅モデルルームと住みこなしに必要な家具DIY 対話を通じて住民の主体性 があたたまる定期イベント 「ぐるぐるダイアログ」 主体的なデジタル活用をサ ポートする人材 「インフォナビゲーター」養成 講座 高齢者の主体性を引き出す デジタル体験 「VRを活用した未来の福祉 プロジェクト」 ×東大等 多様な市民や内外の関係者がが集うイベント 対話を通じて未来について考える仲間が集う 生産性と多様性 の両立する地域 企業への伴走支 援PJ 住民があたたまり地域内のキーパーソン同士がつながる場 大牟田から未来をのぞき見る、 対話・体験・テクノロジー 「NINGEN Societal Festival」 官民連携を推進する主体: 大牟田未来共創センター(大牟田市との連携協定) 地域共創拠点: うずうずマイン(コワーキング,イベントスペース,チャレンジショップ等) ・・・ 健康福祉総合計画策定・運用
  33. 45 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 外部メディア掲載・外部発信・表彰 オウンドメディア(湯リイカ)

    書籍・外部メディア掲載 45 学術・登壇活動 https://dialogue-eureka.jp/ ※上記以外にも、「リビングラボ」「社会システムデザイン」というテーマで 受賞・論文採択・講演登壇・セッション企画を多数 様々な分野における気鋭の有識者・実践者との対話メディア。
  34. 46 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 共創プラットフォームのメカニズム研究(徳島県神山町) ▼文部科学省

    科研基盤研究(C) 「地域の共創基盤としてのリビングラボのアウトカムを評価する標準フレームワークの構築」 ▼徳島県神山つなぐ公社 共同研究 「地域創生事業組織のプラットフォームとしての間接的アウトカムの特定に関する研究」
  35. 47 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 連続的に活動を生み出すリビングラボ・プラットフォーム プラットフォームの理解は、地域でほんとうに心を尽くしてまちをよくしていこう

    と思っている人たち・組織における共通の課題 (科研基盤研究(C)「地域の共創基盤としてのリビングラボのアウトカムを評価する標準フレームワークの構築」) プロジェクトは成果がわかりやすく、 評価・投資のサイクルがまわる プラットフォーム/中間支援組織 は見えづらい、理解されづらい活 動のため、メカニズムの認識が なく、プラットフォームの評価・投 資のサイクルが回らない
  36. 48 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 関連研究 葉や果実に関する研究はある

    LL-PF組織を評価する研究 [6,7]は主にPJ推 進のためのPF機能 森全体に関する研究はある 共創PJが地域に与える長期的な成果を評価す る手法[8,9,10] 太陽・幹や根・土壌に関する 研究もあるが、内実は不明確 成功事例分析より要因を抽出して定量指標化 しているが、メカニズムの分析に至っていない [11,12]
  37. 49 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 徳島県神山町 ~人口5000

    人の小さな町はなぜ進化し続けるのか? ※大南(2021)徳島県神山町~人口5000 人の小さな町はなぜ進化し続けるのか?,宮崎県総合計画審議会. https://www.pref.miyazaki.lg.jp/documents/66504/66504_20220104155628-1.pdf 2015~ まちを将来世代につなぐプ ロジェクト(つなプロ)&神 山つなぐ公社 神山で大事にされてきたメ カニズムを、仕組み・組織と して体現したのがつなプロ &つなぐ公社
  38. 50 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 調査・分析手法 探索的・動的に目的が変化する流動的な評価指標が必要と考え、社会イノベーションの分野で「流動的で前進的な対象

    を評価するための評価のやり方」と定義されているDevelopment al Evaluation(DE:発展的評価)[14]を基盤とし, 調査を設計した。 1.2015年の状態分析 神山町役場・公社の既存資料の調査,公社の既存の事業内 容調査,神山町役場・公社の内部関係者インタビュー,外部関 係者インタビュー等 2.成功の姿/行動原理の確認 まちを将来世代につなぐプロジェクトにおける「つなぐ」の概念整理 3.2024年の状態分析 公社の内部関係者による、対話によって活動の成果を視覚化し ていくIOOワークショップ 4.分析・評価 2015年と2024年(ビフォー/ナウ)のアクター/アクティビティ の比較と事業のナラティブ分析 インタビューから抽出する公社(つなプロPF)の役割とアウトカム 公社の機能モデル構築
  39. 54 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 役場

    大工 まちの大工さんの 仕事をつくりたい 子育て世代向けの 住宅の整備 現象面
  40. 55 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 役場

    大工 発注方法の工夫 子育て世代向けの 住宅の整備 現象面
  41. 58 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 子育て世代向けの

    住宅の整備 大工 現場常駐の 設計管理者 役場 現象面
  42. 59 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 子育て世代向けの

    住宅の整備 役場 大工 まちの大工さんの 仕事が続く 現象面
  43. 60 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 役場

    町産材の 活用 現象面 子育て世代向けの 住宅の整備
  44. 61 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 役場

    地域性種苗の 育成 現象面 子育て世代向けの 住宅の整備
  45. 62 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 地域の種火(資源) 役場

    鮎喰川 コモン 現象面 子育て世代向けの 住宅の整備
  46. 63 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 現象面 地域性種苗

    鮎喰川コモン 子育て世代向けの 住宅の整備 大工の継業 町産材の活用 地域の種火(資源)
  47. 65 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プラットフォームが「ないとき」 実現方法の検討

    将来像 →見えない 種火 →生まれてこない 活動 →途切れて現象面に現れない ビジョン面 潜在的資源 顕在的資源 (種火) PJ (活動) 将来像 現象面 リソース面 中断・挫折 もうだめだー 中断・挫折 どうすればい いかわからな い
  48. 66 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プラットフォームが「あるとき」 実現方法の検討

    将来像 →体現したり対話したりすること で身体的に連帯を生み出す 種火 →潜在的な資源をあたためて 徐々に孵化させていく 活動 →あの手この手を打ってなんとか 現象面につなげる(時には待つ) ビジョン面 潜在的資源 顕在的資源 (種火) PJ (活動) 将来像 現象面 リソース面 実現 できた!
  49. 67 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プラットフォームのメカニズム1: 住民のリアリティと地域の未来を見据えて問い続ける

    実現方法の検討 ビジョン面 潜在的資源 顕在的資源 (種火) PJ (活動) 将来像 現象面 リソース面 1.対話の場づくり(1期WG、成り行きの未来) 多義的な成果 継続 実現 2.活動がビジョンを体現 (幹となる自主事業) 地域外の事例・経験の獲得 地域外の人・組織との仲間づくり 3-2.地域外関係づくり (イン神山、視察&報告会、 企業版ふるさと納税) 町民の理解醸成 想いを掘り起こす 3-1.地域内関係づくり (集合住宅だより、バスツ アー、つなプロ報告会)
  50. 68 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プラットフォームのメカニズム2: 地域内外の多様なつながりを豊かにし種火を生み出す

    実現方法の検討 ビジョン面 潜在的資源 顕在的資源 (種火) PJ (活動) 将来像 現象面 リソース面 2.つながる場づくり 多義的な成果 継続 実現 町民の理解醸成 想いを掘り起こす 地域外の事例・経験の獲得 地域外の人・組織との仲間づくり 1-1.地域内関係づくり (集合住宅だより、バスツ アー、つなプロ報告会) 3.意欲のあたたまり (近接的関わり、WG、 報告会) 1-2.地域外関係づくり (イン神山、視察&報告 会、企業版ふるさと納税) 2.つながる場づくり
  51. 69 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プラットフォームの機能3: 多様なリソースとともに問いに向けた実現にコミットする

    実現方法の検討 ビジョン面 潜在的資源 顕在的資源 (種火) PJ (活動) 将来像 現象面 リソース面 つながる場づくり 多義的な成果 継続 実現 1. あたたまっている種火 メンバーとの対話 2. 多様なリソースととも に実現にコミットみ出す 3.活動がビジョンを体現 (幹となる自主事業)
  52. 70 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 持続可能な共創プラットフォームのエコシステムモデル 1-1.問いがないと、単発的なプロ

    ジェクトになる 1-2.地域のリアリティを捉えていない と、抽象的な問いになる プラットフォームがない場合 2-1.組織を超えた共創ではコミット する人がいないと停滞する 2-2.予算の確保がなくなるとプロ ジェクトが中断する 3-1.既存の狭い関係性に閉じて新 しい活動が生まれない 3-2.役割だけの関わりになり、役割 のはざまの問題が対象化しない 特徴3: 地域内外の人と多様な関係性 をつくり、意欲を引き出す 特徴2: 問いに向けて責任を持って 実行にコミットする 特徴1: 住民のリアリティと 地域の未来を捉えて問い続ける
  53. 78 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 個別の地域活動や企業サービス、 領域ごとの政策による対応で

    バケツの穴(問題)を事後的に塞ぐ 新しい社会構造(システム)への 転換を志向することで 穴(問題)が生まれづらい状態をつくる + 個別の穴(問題) を防ぐ 構造(システム)の転換を志向 課題意識:ソーシャルインパクト 2022/3/14 第4回全国リビングラボ ネットワーク会議 趣旨説明資料 e.g.本籍校に復帰できることを目標にする適応指導教室 e.g.学校への適応ではなく学ぶことを真ん中にした教育 (学習計画を子どもたち自身が作るイエナプラン教育)
  54. 79 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 課題意識:暮らしの質感をとりこぼさない(conviviality, polophony)

    暮らしの質感をとりこぼさずに、構造的に社会システムデザインに取り組むには? 暮らしの時間 ・主体的、生成的、多様 ・歴史的な絆、人間、世間 e.g. 自立共生的、生活世界 両方の構造に対して デザイン実践をする立ち位置 システムの時間 ・客体的、計画的、均質 ・政策的経緯、公論 e.g.操作的、システム イヴァン イリイチ(2015)コンヴィヴィアリティのための道具,筑摩書房. 2022/6/25-26 デザイン学会 オーガナイズドセッション企画資料 「人間の能⼒を拡張し生産性 を拡大させる(個人が責任を 取れる)道具」を経て、「人間 を操作し依存させ主体性を 奪ってしまう道具」へ
  55. 80 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 欧州では、気候変動など自分たちの社会構造転換がアジェンダに (国際会議でもリビングラボの主題は“転換”にシフト)

    構造転換のテーマ1:気候変動、不平等など ・第三の領域:Change/Transition User DrivenやData Drivenでは対応できないのが、気候変 動、不平等、世界の民主化、健康と福祉などの厄介な 問題(wicked problems)。そのために必要な第三の領域が、 行動を変え、文化を変え、生き方を変えること この領域にこそ、一方的に作用するのではなく一緒に変え ていくCo-Creationが有効 (Jarmo Eskelinen, ENoLL 15 years – An outlook on the past and the future of Living Labs, OLLD2022)
  56. 81 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 構造転換のテーマ2:労働供給制約社会 構造的な人手不足により働き手を補えない「労働供給制約」状況となり、物流、建設・土木、介護、交通、

    小売、飲食などの生活維持サービスが維持できない状況が迫っている。 未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる(2023),リクルートワークス研究所. 「働き手不足1100万人」の衝撃(2024)古屋星斗、リクルートワークス研究所 日本での社会構造転換のアジェンダは、“構造的な人手不足” (国やメディアも共通言語として議論し、取り組みを始めようとしている) 「単なる人手不足論ではない。後継者不足や技能承継難、デジタル人材の不 足などといった産業・ 企業視点からの問題ではなく、「生活を維持するために必 要な労働⼒を日本社会は供給できなくなるのではないか」という問題意識であ る。」 「労働供給制約社会において最も懸念されるのは、「生活維持サービス」である。 物流や建設・土木、介護・福祉、接客などの職種は既に需給ギャップが 顕在 化しており、著しい人手不足に陥っている。これは「大変だなあ」ではすまない問 題でもある。こうした職種の供給不足を放置すると、私たちの生活に大きなダ メージを与える可能性が高い」 参議院自民党・政策審議会 ホワイトカラー消 滅: 私たちは働き 方をどう変えるべき か (NHK出版、 2024) 冨山和彦氏 IGPIグループ会長 朝日新聞特集「8がけ社会」 永田町、霞ヶ関、主要な経済団 体の政策・戦略検討において前 提としての位置づけを得るとともに、 産業界等のオピニオンリーダーが 公式の場で使い、メディアも特集 を組んで報道すること、それを共 通言語に議論を深めることが起き 始めている。
  57. 82 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs ビジョン:「人々の可能性を引きだす自律支援型社会」の実現 ①存在の肯定

    (信頼) ②対話的関わり (伴走的関わり) ③自律 責任 グループ・チーム ・コミュニティ 人々が自ら社会・組織をつくる自律型社会 (人=唯一性、主体) 働きかけ 参加 自分の存在には 価値がある 社会は 変えられる 「失敗」の許容 出入り自由 出入り自由 ④他者・社会への ひらかれ・試み ⑤新たなつながり、協働 ①存在論的不安 ③非自律的個人 (お上意識、空気優先) 責任 ムラ的関係・都会的孤独 社会・組織に人々が合わせる管理型社会 (人=代替可能性、客体) 「失敗」への不寛容 ④他者・社会への 無関心 ⑤縦割り・自己責任 ②交換的関わり ・客体的・均質的な制度・環境(cf.第二の分水嶺(イリイチ)) ・自ら関わることが難しい他者・社会 ・人の感性や自然の価値の疎外する文化 ・主体的・物語的な暮らしを許容する制度・環境 ・連帯してよりよく変えていける社会 ・真善美の感覚を涵養する文化
  58. 83 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 基盤としての「日本国憲法13条」 83

    日本国憲法13条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に 対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法そ の他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。 「個人として尊重されるとは、一人ひとりの人間(個人) が、自由・自律という尊厳性を表象する「人格」主体、「権 利」主体(端的にいえば、人格的自律の存在)として、 他者と共生・協働しつつ、それぞれの生を全うできるように するという意であ」る。 佐藤幸治『現代立憲主義と人権の意義』 (下線筆者) 「幸福の内容は各自の決定するところで、ただそれを追求 する諸条件・手段を保障しようとする趣旨であって、個人 主義的理念を自ずと表示するものとなっている。問題は、 この幸福追求の諸条件をいかに確保するかである。」 佐藤幸治 『日本国憲法論 [第2版] 』 (下線筆者) 憲法13条における「個人の尊重」を回復し、「幸福追求」の諸条件を確保することが 日本の社会システムが目指す方向性となる。その際、先進事例がその道標となる。 (憲法13条の包括性が個別・縦割りの制度(法律)を超えて作用し、 立憲主義を擁護する政治思想・セクターを超えた連帯を実現しうる)
  59. 84 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 憲法13条を体現する社会の姿(ビジョン) 84

    新たな社会システム(主に政策によるもの) あまねく国民に「自律支援」を提供する仕組み 自然 対話 地域づくり 居場所 機会 人生を通じ、生活に身近な自律を育む土壌づくり ※自生的な取り組み 政府 憲法13条 一人ひとりの 国民 幸福追求の諸条件の確保(義 務) 個人としての尊重、幸福追求(権利) 基礎自治体(首長) 子育て支援 教育 介護予防 就労 経営支援 交通 ・・・ 具体的な企画・運営 ※民主主義と資本主義を支える管理型ではない「積極国家」の形ではないか。北欧モデルと重なるものだと思われる。 憲法13条を旗印として、政策と自生的な取り組み、セクター、領域を超え、 「自律支援型社会システム(自律支援国家※)」を実現することが必要。 大企業 スタートアップ テクノロジー 民間資金 (インパクト投資等) モデル都市の創出 財政的・政策的支援 (SDGs未来都市の13条 版)
  60. 85 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs Multi-level Perspective(MLP)理論

    ①ニッチがボトムアップ から複数立ち上がる ②一部が社会技術 レジームに組み込まれる Frank W. Geels,(2002),Technological transitions as evolutionary reconfiguration processes: a multi- level perspective and a case- study,Research Policy,Vol.31, Issues 8–9,pp. 1257-1274.
  61. 86 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs 社会変革に向けたロードマップ(MLP理論での説明) 労働供給制約

    人=数、パーツ の社会システム 人=可能性、価値 の社会システム 13条の会(仮) Frank W. Geels,(2002),Technological transitions as evolutionary reconfiguration processes: a multi- level perspective and a case- study,Research Policy,Vol.31, Issues 8–9,pp. 1257-1274.
  62. 87 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プロジェクト1 自律支援型社会に向けて取り組む団体・自治体との連携・実践

    JNoLLは、企業・組織が事業課題を進展させるうえでの価値あるフィールドプログラムをご提供します。
  63. 89 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プロジェクト3 人々の可能性が豊かに発揮される情報テクノロジーの研究開発

    生産性・合理性を追求し、テクノロジー開発やビジネス開発により加速的に変化する変化の激しい時代において、社会シ ステム(政策・ビジネス・コミュニティ・テクノロジー等)が取りこぼしている「質感」を問い直し、静かなる知(内観・関係 性に基づく濃やかな知)を基盤にして人々の可能性が豊かに発揮されるテクノロジー社会の実現を目指す。 Cf. ①利他研究会(東京科学大学 未来の人類研究センター)、②ELSIセンター(大阪大学 社会技術共創研究センター)、③ケ アが根づく社会システム(JST RISTEX)、ジェンダード・イノベーション(内閣府 科学技術・イノベーション計画) 、デスラボ(コロンビア 大学院建築学部)、バイオフィリックデザイン(国際生物学オリンピックの国際標準教科書)、日本感性工学会、ウェルビーイング学会 等 ①漏れちゃう。のは本当にダメなことなのだろう? (中略)工学=制御のためには境界線をきっちりと 引くことが好ましいけれど、それは世界に共にある あり方ととして、あまりにも不自然なのではない か?それはとことん「外側」から世界を見る見方な のではないか?協会があまりに強固なあところに は、恵みも、出会いも、気配も生まれない。内部か ら世界を見ているとき、漏れているものたちが、結 果的にたくさんの縁を結んでいることに気がつく。 伊藤亜紗(テクノロジーに利他はあるのか?) ③本領域では「人は『ケアし、ケアされる』弱い存在であ る」という相互依存的人間観に基づき、介護・育児などに 限らず、自然に「他者や環境を気にかける」ことから生まれ る行為や、その行為が立ち現れ得る状態を広く「ケア」と捉 え、その価値を科学的に見いだし、ケアを社会の現場で実 践する活動を対象とした、異分野連携・総合知によらなけ れば解決し難い研究開発プロジェクトを支援します。 ②ELSIは新規科学技術を社会や政策に橋渡し するために有用な概念です。人文社会科学系の 研究者らに一定の研究費が継続的に投じられた ことは、先駆的であり、データサイエンスとAIの適 用に倫理原則や社会受容性が求められる現在 に多くの示唆を与えるものでした。 https://elsi.osaka-u.ac.jp/what_elsi
  64. 90 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs プロジェクト4 構造転換を志向する方法論研究(社会システムデザイン※等)

    ①既存の社会システムのエラー(≒政策的帰結)を捉える ②社会のエラーを乗り越える実践者・研究者との対話から、新たな問い・理念を見い出す ③新たな理念に基づいたプロジェクトを実施する(政策・サービス・コミュニティ) 既存の社会システム 理念への 問い・対話 違和感/ 当事者性 社会へ 開かれる 新たな 理念 政策的 経緯 役割が解除され 存在が保障される位相 (社会システムが持続的に変革し続ける土壌) 政 策 的 帰 結 システムエラー システムエラー 理念 参加 参加 解除 問い・対話への展開 一人目になる 転換へ 組成・協働 温まる 新たな理念に基づいた 仕組みの実装(プロジェクト) 既存システムの構造・ 理念の把握 背景を捉える 1 2 3 4 ※Kimura et al.(2023) Social System Design Methodology for Transitioning to a New Social Structure - A Holistic Urban Living Lab Approach to the Well-being City -, Front. Sociol. Sec. Sociological Theory, Vol. 8.
  65. 92 Copyright 2025 Japanese Network of Living Labs リビングラボ・トーク シリーズ

    組織・セクターを超えた価値共創について対話したい人はぜひご登録ください デンマークのスマートシティ 研究者とともに、日本初の リビングラボ書籍(教科 書)を刊行。全国30カ所 で対話イベント実施予定。 ▼当面の予定 ・5/28~ in Muture Podcast 公開中 (Muture CEO 莇大介さん共催) ・7/7(月) in 山田崇ラジオ 公開中 (元日本一おかしな公務員、現NTTドコモ 山田崇さん共催) ・7/20(日)in 西粟倉 (むらまるごと研究所 秋山淳さん共催) ▼今後の予定 ・Biotope 佐宗邦威さん共催 in関東 ・東北芸術工科大学 森一貴さん/ふくまち大学 高野翔さん共催 in鯖江 ・「コデザイン」著者/立命館大学 上平崇仁さん共催 in関東 ・ミラツク/エッセンス 西村勇也さん共催 in京都 ・PYNT 吉備 友理恵さん共催 in飯田橋 ・北海道大学 土井將義さん共催 in北海道 ・浦添市 松岡竜太さん、榎本雄太さん共催 in 沖縄 ・コンセント 長谷川敦士さん、小山田那由他さん共催 in恵比寿 ・アクタント 南部隆一さん共催 in 関東 ・インフォバーン 井登友一さん、白井洸祐さん共催 in渋谷/京都 ・ここにある 藤本遼さん共催 in 尼崎 等多数企画中 リビングラボML トーク含めた国内のLLイベント情報 『はじめてのリビングラボ』NL 書籍の中身やトークに関するつぶやき