感情調整のプロセス、心の健康との関連性

「ネガティブ感情とうまいことやるオーソドックスな方法」について、非認知能力の本を読みながら思うところ図示してみたスライド。ざっくり言うなら、同じ状況でも、その状況にはいろんな意味づけができるわけで、その意味づけ力（多様な解釈スキル）を向上させることが肝。詳しくはブログにて。
ネガティブ感情とうまいことやるオーソドックスな方法┃心のうち
https://hysmrk.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-ce6509.html
*小塩真司さん編著「非認知能力: 概念・測定と教育の可能性」（北大路書房）

Transcript

1. 状況 注意 評価 反応 感情調整のプロセス、 心 の健康との関連性 状況選択 ある感情を喚起さ せる状況を選んだ り、避けたりする eg., 行 く/ 行 かない、 行 く 場所を選ぶ、やる/やらな い・やり 方 を選ぶ… 置かれた状況に直 接変化を加える eg., やる順番を 入 れ替え る、移動する… 感情を喚起させる 事柄に注意を向け たり、逸らしたり する 置かれた状況への 評価や捉え 方 を変 える 表情や仕草など反 応の仕 方 を変える ー ー × • △ 心 の健康との関連性について 十 分な知 見 が蓄積されていない 心 の健康とは 関連していない 心 の健康に 弱いか中程度の効果あり 心 の健康に弱い効果あり 状況修正 注意配置 認知的変化 反応調整 感情が 生 起する 4つのプロセス 感情調整が 行 われうる 5つのプロセス 心 の健康に影響するか （研究成果） 小 塩真司 編著「 非 認知能 力 : 概念・測定と教育の可能性」（北 大 路書房）をもとに筆者作成