「freeeは使いにくい」「freeeだけは絶対に入れたくない」という声を会計界隈でいまだに聞く。そういう人の多くはfreeeを従来型の会計ソフトの延長で捉え、その枠を逸脱しているから「使えない」と断定している。
freeeはもはや個人事業主やスモールビジネスだけをターゲットにしているわけではないが、それなりのサイズの企業が使うためには業務を一から再構築しなければならない。面倒なようだが、それがバックオフィスの業務とデータ管理を著しく効率化することにつながり、現場から「作業」が消える。
仕訳を入力するのが経理の仕事ではない。様々な企業活動を会計データに変換して集約するために、会計知識を正しく使える人が必要になる。経理の仕事そのものがこれからアップデートされていくようになるだろう。